草木湖一周マラソン2019、新しい課題

山にかこまれた世界

 

2019年9月15日、ムカシは敬老の日
もう、ウヤまって欲しいお年頃ですが、どこからも贈り物はありません。
久しくおおっていた雲が飛ばされ、カキーンと青空が広がっています。

草木湖ダムの下流に築かれたみどり市東運動公園
本日のレースのスタート&ゴール会場です。
四方を山にかこまれ、小さな田んぼは黄金色の稲穂が刈り入れをまつ季節。
赤とんぼが、たくさん舞っています。

かたや東京では、マラソン日本代表枠を一発勝負で決めるというマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の開催で盛り上がっているようです。
たしか男子は9時前のスタート。
当マラソンのスタートは、10時25分ですので、若干の時間差があります。

すこし東京のマラソン大会のTV中継でも、見ておくか。
駐車場で、車のTVをつけました。
ザー。
あれあれ。
故障しちゃいましか。
いえ、電波が届いていませんでした(事実)。
すぐ裏手は、高い山。

目の前の、自分のレースに集中しなさい、という神サマのお告げかな。

 



スタート地点。まずは、前方のダムの上までのぼります

 

実験開始中

 

少し、食べる糖質をさげてみたら、どうなるだろう。
いえ、実はもともとゴハンは少なめでした。

朝食のゴハンは、三分づき米をお茶わん3分の1に、納豆、卵、漬け物、みそ汁くらいです。
お昼のお弁当も、ゴハン少々。
夕食のゴハンは、玄米1合に、黒米、黒豆、大納言、アマランサ、キヌア、甘塩などをまぜて炊いたものを、5回に分けていただく。
ま、オカズ主体生活でした。

それを、ここ1週間、休んでみました。
つまり、ゴハン、めん類は口にしない。
パンは、もともと食べません。
ただし、ビール350mlはソノママ(意志薄弱)。
野菜や、魚肉類中心生活で、どうなってゆくか。

人体実験

というわけで、今日も朝からココナッツオイルスプーン1杯と水のみで、スタートラインへ。
いつもの休日22キロランも、水しか飲みませんから、変わりはないのですが。
ただし、スタート時間が10時25分と、いつもの休みより4時間以上遅いです。

昨年は、コンビニおにぎり2個をいただいてから、スタートしました。
さあ、それが今回、どう変わるでしょうか。
青空もウキウキですが、新たな試みにもウキウキ。

 



ダムに向かって、ひたすらのぼるスタートラン

 

レース感覚

 

草木湖一周ということで、公称は19キロとなっています。
つまり、ハーフを欠く距離です。

スタートは、うしろの方。
まわりのランナーの流れにのって、ゆったりめ。
気持ちイイです。
ところが、すぐに息がはずんできます。

いきなりの、けっこうなのぼり坂
ダム下流の公園から、ダムまで一気にのぼりつめる道です。
2キロほど走って、ようやくダムの湖水がながめられるところまできました。
と、思うと、さらにつづくのぼり坂
スタートから、4キロくらいは、のぼりつづけるという感じです。

体調は、とくに変わったことはありません。
比較は、昨年の自分。
そう、変わっていない、と思っていました。
ところが、すでに変わっていたんです。

 



ダム湖について、さらに2キロほどのぼります

 

感覚の変化

 

昨年よりも、キツイとか、苦しいとかではありません。
タンタンと、むしるゆったりペース。
むしろ、楽じゃね?

楽な理由は、のちほどわかりました。
ペース、遅すぎです(笑)。

 



わたらせ渓谷鐵道の下をくぐります。空気は、さわやか

 



踏切をわたれば、もうすぐ方向転換となります

 

具体的な体調変化は、中間点をこえたあたりから、感じはじめました。
このコースは、ダム湖をぐるりと反時計回りして帰ってきます。
ダムを右手にみながら、のぼりつめ、ダム湖をつくる川を横切る橋をわたると、方向転換がはじまります。
その方向転換あたりから。

が、出てこない感じです。
のぼり坂、スタコラサイサイ、ではありません。
エンヤドットドッコイ、です。

前を走るランナーに、追いつけません。
くだりで、スピードにのれません。
何となく、からまわり。

 



帰路は、国道沿いをくだります。ときどき、車がカッ飛んでゆきます

 

一応ポケットにしのばせておいた「塩ヨーカン」(20本198円)を、1cmほどかじってみます。
いつもの、甘さを感じません。
甘いものを口にするのは、久しぶりなのに。

 



ダムを乗り越えて、あとはゴールまで2キロを一気にくだります

 

宿題はイッパイ

 

ふつう、スピードが出ないときは、カラダの変化をともないます。
苦しい。
疲れた。
痛い、つれる。

ところが、そういう変化はないのに、スピードにのれない。
ま、こういうこともあるか。
最後の急勾配のくだりを、スタコラと走りぬけるとゴール。

1時間55分19秒。

 



ゴールしても、ワラジはゼンゼン汚れませんでした

 

草木湖一周マラソンは、過去7回、参加させていただいています。
7回のうち、地下タビ3回、ビーサン1回、ワラジ3回で走っています。
ビーサンは、台風前日の、土砂降りの日のレースで選択しました。
夏のように暑い日もありました。

そして過去7回は、すべて1時間40分〜43分でのゴールでした。
昨年は、1時間41分34秒。

つまり、ハキモノや天候で、おおきなタイム差はありませんでした。
それが、今回は昨年より14分ほど遅いゴール。
1キロごとのラップは、すべてノオトに記録しているので、家で比較してみました。
すると、おどろき。

みごとに、スタートから均等にゆったりペース。
最初の5キロで、昨年より3分強の遅さ。
次の5キロでも、同様の3分強。
さらに次の5キロで、3分強。
最後も、3分強。
最初からゴールまで、イーブンペースの遅さでした。

今回の結果は、寄る年波のせいなのか(十分ありえます)。
食べ方の影響なのか(まだ、なじんでいない)。
たるんでいたのか(ゆっくりしすぎ)。

ゆっくりしすぎ、というのは、家に帰ってから走り足りなさを覚えて、夕方に小一時間ほどゆっくりランに出ちゃったくらいです。
ふだん、こんなことありません。
レース時の洗濯をして、ワンコがいたころは犬散歩くらい。

原因を考えてゆこう。
この秋にむけての、課題がみつかりました。
ワクワク、なるでしょうか、それともヤレヤレとなるか。

 



小規模な大会ですが、いい匂いが充満しています

 

たーさん
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