伊勢崎シティハーフマラソン2023、師走の走りだ

初参加

 

銘仙織り出す伊勢崎市
グンマーの平野部にして、かつての繊維のまち、そしてからっ風の本場です。

じつは長い間、かつて、週に1日、仕事で伊勢崎に通っていました。
全部をあわせると、20年くらいになるでしょうか。
ただし、仕事に通うだけでした。
通勤路に本屋さんがありませんでしたから。

この地に、ハーフマラソン大会がある、というのも知りませんでした。
それを知りました。
うーん。

はい、時期的には、もう大ソージモードに入らねばなりません。
くわえて、もろもろ年末モードです。
なんたって、師走の入りです。

でも、ハーフマラソンだから。
なにより、いつものお一人様ランより、刺激が入ります。

サクッと走って、サッと帰れば、午後はおうち仕事もできます。
よし、参加決定。

 



陸上競技場は、なかなかの盛況模様。日差しがぬくい。

 



伊勢崎いうたら、大観覧車です、もう何十年と乗っていませんが。

 

場ちがい感

 

この日の朝は、冷えこみました。
家をでるとき、車の外気温は、マイナス4℃でした。
畑も、まっ白。
ただし風はなく、天はつきぬけるようです。

スタート・ゴール会場は、立派な華蔵寺公園陸上競技場です。
ハーフのコースは、陸連の公認レースになるんだそうです。
そういえば、ブレザー姿の役員風のオヂさんも目立ちます。

こりゃ、失敗したかな。
しまむらの5足980円のタビ靴下にワラーチ姿。
長ズボンジャージに手ぶくろは、みた通りの軟弱スタイルです。
これって、けっこうガチな大会だったのかもしれない。

レースの関門時間も、2ヶ所で設けられています。
会場駐車場について、あらためてパンフを見直しました。
11,2キロ地点72分。
14,3キロ地点94分。

なんだろう、とっても計算しにくい距離とタイムです。
ただし、チンタラと走っていたら、完全に閉鎖されそうな設定じゃないですか。
けっこう、情け容赦ないかも。
そういう雰囲気は、伝わってきます。

まあいいや、参加しちゃったんだから、いってみよう。

号砲とともに、先頭集団がかけだしてゆきます。
われらが後方も、何なのこのスピード感は。
まわりに合わせていたら、最初の1キロが5分。
次の1キロも5分。

あーダメダメ。
さすがにこれでは、もつわけないでしょ。

 



選手団後方というのに、なんとなく走りガンバりまっせ指数が高そうです。



集団後方というのに、けっこうなダッシュです、マジですか。

 

 

最近の走り

 

思いっきり走る。
考えてみれば、おもしろい行動です。
こんないい年をこいた中高年が、ハアハア走るんですよ。
ふつう、ありえない。

しかも直前にコース案内をみて知りました。
同じコースを2周するようです。
半分走ったら、いったんはスタート地点にもどって、再出発。

トコトンいって、ホントにばてたら、1周でやめることも可能です。
もうペースなんて、どうでもいい。

どうでもいい、といいつつも、なんだか走りのスタイルが一定化してきているでしょうか。

とにかく、とびはねない
足音をたてない。
やわらかく大地に着地する。

呼吸もしかりです。
ハアハアしない(のぼり坂は別)。

まさかの「しのび」の走り化とでもいうんでしょうか。
ですから、疲れ方もへってきている感じです(ハーフなら)。

 



ぬかれても、あとはもう、自分ペースでゆくしかありません。

 

1周目

 

1周目は、コースの視察です。
どんな道を走るのかな。

でも、マラソン大会だから心配はありません。
まず、たいがいは前方にランナーの姿がある。
コースのポイントには、誘導盤やスタッフが立っている。
くわえて、交差点には、警官の誘導もたくさんありました。
迷いようはない。

先日の水戸街道ジャーニーランで迷ってばかりの後遺症がまだいえていません。

1周目の前半は、広い道路を直線上にゆく、ゆく。
そんな気分のいい設定です。
スイスイと走るランナーにとっては、スピードのあげどころ。

中盤からは、畑のなかの田舎道にかわってゆきます。
といって、クネクネではありません。
スッキリとした見通しのきく田んぼの中のコースです。

しかも、からっ風もなく、おだやかです。
たぶん、風が強い日でしたら、砂ぼこりの中となりそうな雰囲気ですが。

 



向こうに赤城山を望みながら、風のないコースをスイスイ。

 



どっちかというと、こういうウチと変わらないような光景に安らぎます。

 



観覧車を望みながら、2週目に突入だ。

 

2周目もなぜかスイスイ

 

スタート地点の陸上競技場にもどると、さあ2周目のはじまり。
もうコースの概要はみえています。
そして、疲れもありません。

イケル、イケル。
って、自分の中のレース感覚だけですけど。
まわりからは、ずいぶん抜かれた感覚ですが、そんなの気にしない。
これなら、なんとか関門は大丈夫だろう。

カラダが自然に前へとすすんでくれている感じです。
脱力、脱力、と。

それでも、疲れは顔をだしてきます。
当然です。
レースよりも、人生の方に疲れ気味ですが、それはともあれです。

疲れを感じたら、どうするか。
歩幅をちぢめる。
それだけ。
それだけなんですが、カラダが楽になってゆきます。
ハーフマラソンでは、これが通じます。

フルマラソンの後半戦では、こうはいきませんね。
ちょっとは、効きますけど。

華蔵寺公園の大きな観覧車が、近づいてきました。
そこのふもとがゴールです。

ゴールタイムは、1時間52分17秒。
トップとの差が表示されていました、36分20秒後だそうです。
すっきり、走りきれました。

競技場の前の広場は、お祭り広場。
キッチンカーがならんで、いい香りをただよわせています。
ただし、どこも長蛇の列です。
うーん、なごりおしいけど、そのまま駐車場へ。
午後は、おうち仕事ですから(年末掃除)。

 



最後の競技場前の直線路までやってきました。

 



ボクのペースだと、もうランナー密度は限りなくうすくなっていました。

 



ゴール地点先の、ほっとした空気につつまれる空間が好きです。

 



並んだキッチンカーは、どこも大人気でした。匂いだけ楽しむ。

 



すっかり冬支度モードのランですが、年を考えると、こうになってしまいます。

 

たーさん
風やんで たいらなコース スイスイスイ

 

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