オシリは、かたいかやわらかか

万能

 

カラダをささえる直接の主役は「足ウラ」。
2本足で活動するようになった人間の特徴です。

そのため、足ウラには、さまざまな機能が満載です。
するどい感覚。
ジョーブさ。
やわらかさ。
柔軟性。

やわらかさや柔軟性は、ジョーブさと相反しませんか。
しないのですね。
しないどころか、この両面をもたないと、足ウラ機能が発揮できない。

なにしろ、自然の大地は、いろんな顔をもっていますから。
砂地。
岩場。
急坂。
ぬかるみ。
草ぼうぼう。

これらに、「強さ」だけて立ち向かうには無理があるでしょう。
こういう状況で、人類は、生きてきたのですね。
そこには、「やわらかさ」や「柔軟性」が必要でした。

 



 

支える場所

 

足ウラで、カラダを支える。
活動時の、鉄則です。
ところが、この鉄則がくずれてきています、全員じゃありませんが。

それでは、どこでカラダを支えるようになったのでしょうか。
それが「オシリ」です。
そして、オシリにつながる「モモウラ」。

そうです、座位時間の増加ということです。
とくに、イスにすわる時間の増加。

1日のうち、どのくらいイスに腰かけていますか。
わたくし「」、危機的状況です。

仕事にはいると、すわりっ放し
立ちあがっても、せまい空間をウロウロするだけです。

その間、歩くとなるとトイレまでの移動でしょうか。
トイレまで、ろう下をはさんで、約5メートル。
往復したら、10メートル。

せめて、10分でも走らせてくれ、とは申しません。
歩かせてはくれぬか。
(勝手に逃亡すると、あとがこわい)。

というわけで、「だるまさんがころんだ」的生活です。
その結果、夕方には、どういうことが起こってくるか。
腰のハリ感」です。
腰が重い、疲れる。

 



 

第2の足ウラ

 

すわりっ放し」は、カラダによろしくありません。
平気で、すわりつづけられるヒトって、どうなっているんでしょうか。

すわるのも、体力なのかな。
だって、年とって感じるようになった感覚ですから。
思いおこせば、受験時代なんて、もっともっと、すわりつづけていたような。
でも、腰のハリなんて、感じませんでした。

といって、なげいていても仕方がありません。
いつものように、「いいよう」にとってゆきましょう。

これは、感覚がするどくなってきた証拠です。
もっとも、ガマンが足りなくなった、というのと裏腹ですが。

そして、「すわりつづける」生活は、ヤバくなってきています。
カラダがこわれてくる。
なんとか、解決策はないものか。
そもそも、なんですわりつづけると、カラダは悲鳴をあげてくるのか。

そこで、比較対象としたのが「足のウラ」です。
足ウラは、体重を支えつづけられる構造になっています。

そして、現代は「オシリ」と「モモウラ」が足ウラにとって代わってきているのです。
足ウラがカラダを支える時間より、オシリが支える時間の方が長い

これって、「オシリ」の「足ウラ化」ってことです。
同時に、「モモウラ」の「足ウラ化」ってことです。

オシリが、足ウラとなっている。
現代生活は、オシリに足ウラ機能を求めるようになってきた。
まだなヒトは、そうなれるように、急ぎなさい。
そういっているんでしょうか。

わたくしは、まだ、ぜんぜんオシリの足ウラ化ができてませんが。

 



 

オシリ足ウラ化作戦

 

足ウラにあった機能の復習。
するどい感覚。
ジョーブさ。
やわらかさ。
柔軟性。

このうち、オシリとモモウラが、もっているもの。
それは「やわらかさ」と「柔軟性」でしょうか。
お肉として、切りおとしても、おいしく、やわらかく食べられますから。
って、豚さんの場合ですが。
なにしろ、ハムの部分です。
豚足は、なかなか、たべにくい。

ですが「するどい感覚」と「ジョーブさ」は、どうでしょうか。
とくに「ジョーブさ」。
これは、とても元祖足ウラには、かないません。

構造からして、まったくちがっていますし。
足ウラには、たくさんの骨と、それらをつなぐネットワーク靭帯。
まるで、トランポリン構造です。

オシリには、ゴツゴツしたガッツリ骨盤がはいっているだけ。
モモには、1本の骨のみ。
これで、トランポリン作用を求めるには、無理があります。

くわえて、荷重のかけ方です。
足ウラのように、荷重をかけて離す、という繰り返し動作はまずない。
かけっぱなし

その結果は、どうなるでしょうか。
オシリ筋、モモウラ筋とも「ちぢむ」一方です。
おされれば、ちぢんで、かたくなる。
プニュプニュ柔らかさからの決別。

結論として、オシリの足ウラ化は、無理なんじゃ。

 



 

役割り

 

ちぢんで、かたくなった筋肉は、どうなるでしょうか。
はい、つらなるシルクロード筋肉群を「引っぱる」です。

具体的には、どうなるでしょうか。
腰を、引っぱる。
ふくらはぎを、引っぱる。
首まで、引っぱる。

とくに、お隣りさんの腰の引っぱりが強いようです。
それが「腰のハリ感」となって、あらわれてくる。
同時に、ふくらはぎも、ハッてきていますけど。

腰が痛い、腰がつかれた。
そのため、腰をもんでもらって、気持ちいい。
だけど、すぐ元通り

そういうときの腰のハリ感は、腰以外に原因がありそうです。
そのひとつが、オシリやモモウラのかたさ

となると、オシリのかたさを解決しないと、腰だってスッキリできません。
オシリのマッサージ。
具体的には、ゆっくり「歩け」ということでしょうか。
はやいと、やわらぎませんから。

すわり生活で、腰がはったら、オシリに着目。
現代人のオシリがかたくなっていることの自覚。
腰が悲鳴をあげないうちに。

 



 

たーさん
足ウラの 瞬時の変化は 反射反応

 

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