万能
カラダをささえる直接の主役は「足ウラ」。
2本足で活動するようになった人間の特徴です。
そのため、足ウラには、さまざまな機能が満載です。
するどい感覚。
ジョーブさ。
やわらかさ。
柔軟性。
やわらかさや柔軟性は、ジョーブさと相反しませんか。
しないのですね。
しないどころか、この両面をもたないと、足ウラ機能が発揮できない。
なにしろ、自然の大地は、いろんな顔をもっていますから。
砂地。
岩場。
急坂。
ぬかるみ。
草ぼうぼう。
これらに、「強さ」だけて立ち向かうには無理があるでしょう。
こういう状況で、人類は、生きてきたのですね。
そこには、「やわらかさ」や「柔軟性」が必要でした。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2022/10/24732328_m-1024x683.jpg)
支える場所
足ウラで、カラダを支える。
活動時の、鉄則です。
ところが、この鉄則がくずれてきています、全員じゃありませんが。
それでは、どこでカラダを支えるようになったのでしょうか。
それが「オシリ」です。
そして、オシリにつながる「モモウラ」。
そうです、座位時間の増加ということです。
とくに、イスにすわる時間の増加。
1日のうち、どのくらいイスに腰かけていますか。
わたくし「も」、危機的状況です。
仕事にはいると、すわりっ放し。
立ちあがっても、せまい空間をウロウロするだけです。
その間、歩くとなるとトイレまでの移動でしょうか。
トイレまで、ろう下をはさんで、約5メートル。
往復したら、10メートル。
せめて、10分でも走らせてくれ、とは申しません。
歩かせてはくれぬか。
(勝手に逃亡すると、あとがこわい)。
というわけで、「だるまさんがころんだ」的生活です。
その結果、夕方には、どういうことが起こってくるか。
「腰のハリ感」です。
腰が重い、疲れる。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2022/10/24808504_m-1024x683.jpg)
第2の足ウラ
「すわりっ放し」は、カラダによろしくありません。
平気で、すわりつづけられるヒトって、どうなっているんでしょうか。
すわるのも、体力なのかな。
だって、年とって感じるようになった感覚ですから。
思いおこせば、受験時代なんて、もっともっと、すわりつづけていたような。
でも、腰のハリなんて、感じませんでした。
といって、なげいていても仕方がありません。
いつものように、「いいよう」にとってゆきましょう。
これは、感覚がするどくなってきた証拠です。
もっとも、ガマンが足りなくなった、というのと裏腹ですが。
そして、「すわりつづける」生活は、ヤバくなってきています。
カラダがこわれてくる。
なんとか、解決策はないものか。
そもそも、なんですわりつづけると、カラダは悲鳴をあげてくるのか。
そこで、比較対象としたのが「足のウラ」です。
足ウラは、体重を支えつづけられる構造になっています。
そして、現代は「オシリ」と「モモウラ」が足ウラにとって代わってきているのです。
足ウラがカラダを支える時間より、オシリが支える時間の方が長い。
これって、「オシリ」の「足ウラ化」ってことです。
同時に、「モモウラ」の「足ウラ化」ってことです。
オシリが、足ウラとなっている。
現代生活は、オシリに足ウラ機能を求めるようになってきた。
まだなヒトは、そうなれるように、急ぎなさい。
そういっているんでしょうか。
わたくしは、まだ、ぜんぜんオシリの足ウラ化ができてませんが。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2022/10/24314805_m-1024x683.jpg)
オシリ足ウラ化作戦
足ウラにあった機能の復習。
するどい感覚。
ジョーブさ。
やわらかさ。
柔軟性。
このうち、オシリとモモウラが、もっているもの。
それは「やわらかさ」と「柔軟性」でしょうか。
お肉として、切りおとしても、おいしく、やわらかく食べられますから。
って、豚さんの場合ですが。
なにしろ、ハムの部分です。
豚足は、なかなか、たべにくい。
ですが「するどい感覚」と「ジョーブさ」は、どうでしょうか。
とくに「ジョーブさ」。
これは、とても元祖足ウラには、かないません。
構造からして、まったくちがっていますし。
足ウラには、たくさんの骨と、それらをつなぐネットワーク靭帯。
まるで、トランポリン構造です。
オシリには、ゴツゴツしたガッツリ骨盤がはいっているだけ。
モモには、1本の骨のみ。
これで、トランポリン作用を求めるには、無理があります。
くわえて、荷重のかけ方です。
足ウラのように、荷重をかけて離す、という繰り返し動作はまずない。
かけっぱなし。
その結果は、どうなるでしょうか。
オシリ筋、モモウラ筋とも「ちぢむ」一方です。
おされれば、ちぢんで、かたくなる。
プニュプニュ柔らかさからの決別。
結論として、オシリの足ウラ化は、無理なんじゃ。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2022/10/24151914_m-1024x683.jpg)
役割り
ちぢんで、かたくなった筋肉は、どうなるでしょうか。
はい、つらなるシルクロード筋肉群を「引っぱる」です。
具体的には、どうなるでしょうか。
腰を、引っぱる。
ふくらはぎを、引っぱる。
首まで、引っぱる。
とくに、お隣りさんの腰の引っぱりが強いようです。
それが「腰のハリ感」となって、あらわれてくる。
同時に、ふくらはぎも、ハッてきていますけど。
腰が痛い、腰がつかれた。
そのため、腰をもんでもらって、気持ちいい。
だけど、すぐ元通り。
そういうときの腰のハリ感は、腰以外に原因がありそうです。
そのひとつが、オシリやモモウラのかたさ。
となると、オシリのかたさを解決しないと、腰だってスッキリできません。
オシリのマッサージ。
具体的には、ゆっくり「歩け」ということでしょうか。
はやいと、やわらぎませんから。
すわり生活で、腰がはったら、オシリに着目。
現代人のオシリがかたくなっていることの自覚。
腰が悲鳴をあげないうちに。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2022/10/23757901_m-1024x683.jpg)
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/11/76f3e759415ad1690bfae003ac05144c-e1542443258483.jpg)
足ウラの 瞬時の変化は 反射反応
↓ よろしければ、清き1票をお願いします(1日ワンクリック有効)
![にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ](https://b.blogmura.com/sports/marathon/88_31.gif)