ワイン造りと、ワラジ走り

いざ、ワイン造り?

 

ワインを、自分で作れないかな?
いや、そんな能力はありません。

でも、手造りできたら、おいしいんじゃないでしょうか。
むかし、「ドブロク」造りなら、挑戦したことがあります。
お米と、コウジから。

製造中は、発酵のプチプチという活気のある音。
コウジが元気いっぱいにはぜている様は、見事でした。

そして、周囲にひろがる香ばしい香り。
できたての、シュワシュワとしたさわやかさ。
めずらしく、ミッション大成功。

そのブドウ版が、ワインです。
相当な勘違いもあるかとは思いますが。

現代は、なにかと技術の確立した時代と考えられています。
文化の成熟。
はやくいえば、まちがいのないキッチリされた理論体系。
これが、逆に、チャレンジをむつかしくすることもあります。

ひとむかし前までは、個別の技術や勘がキモの部分も少なくありませんでした。
それが、日本でいえば、各家庭でのどぶろく造りにも現れていました。
ゆるくいえば、もっと「オーヨー」な時代。
チャレンジ精神の活発な時代。

試行錯誤が、根をはっていた時代。
とりあえず、やってみる。

 



 

ワイン造りの第一歩

 

とはいえ、今回は、じっさいにワイン造りには挑戦しません。
ちょっと、難易度が高すぎます。

ですので、なんちゃってワイン造りで、たのしんでみます。
それも、導入篇だけです。
中身がないのに、まえがきと言い訳が長すぎです。
すいません。

ワイン造りの第一歩。
それは、ブドウの収穫です。

その次は、あつめたブドウを、オケの中でふんでゆく作業です。
ブドウふみ」。
ここが主題です。

これこそが、ワインとほかのお酒造りとの、特徴あるちがい(かも)。
だれの発明なのかな。

そしてこの「ブドウふみ」が、ワイン造りの主役です。
着目点です。
ブドウふみの擬似体験をしてみましょう。

まずは、大きなオケに、熟したブドウを入れます。
その中に、ハダシで入る。
もちろん、足はキレイにしておいてね。

それからは、どもかくフミフミして、ブドウをつぶしてゆきます。
ギュギュギュ。

どうでしょうか、なんとなくイメージがつくれるでしょうか。

 



 

ブドウをフミフミ

 

オケにもったブドウを、フミフミする。
この感覚は、おそらく麦ふみとは、ちょっとちがうでしょう。

麦ふみは、ご存知でしょうか。
厳冬期の畑の小さくのびた麦。
この大地が、霜柱でもりあがってしまうと、麦の根が浮いて成長障害をおこします。
なので、麦を上からふみ固めてゆく。

これは、わたくしは幼少期に経験していますから、感覚がまだ残っています。
この麦ふみの要領で、ブドウをふんだらどうでしょうか。
たぶん、ビミョーにマッチしない気がします。

ブドウには、もう少し、着地のメリハリが必要なのではないか。
目的が、ブドウの房をつぶすことですから。

つぶす、つぶす、つぶす。
つぶすんですから、飛び上がって着地なら最強。
というわけではないでしょう。

いがいと、つぶれません。
ジャンプの力で、疲れるだけ。
しかも、ブドウのシルが、まわりにとび散らかる。

静かに、そして確実にブドウをとらえて、ふむ。
力んだら、スッと、つぶれません。
力んだら、疲れて、つづきません。
力まかせの作業ではないんですね。

だから、女性が主役でもある。

ブドウふみは、力まかせじゃできないワザです。
つくづく、実際にやってみたいチャレンジです。

 



 

話は、ワラジへ

 

いきなり、話題を「ワラジ」にとびます。

ワラジで走ると、足は痛くないですか?
ワラジの感触は、ワラーチというゴム製ハキモノとかぶるところが大です。
そもそも、ワラジとワラーチは、兄弟ですから。
双子といってもいい。

なにしろ、名前が似ていますよね。
ルーツは同じなんです(わたくしの考察)。

ワラジやワラーチで走ると、足が痛くならないか?
答えは、簡単です。
「痛くはなりません」。

むしろ、痛みがでにくくなります。
とくに、翌日や翌々日のダメージの少なさよ。
これが、いまの感想です。
走ったあとが、ラク。

でも、走り方のコツは必要でしょ?
そうともいえます。

ランシュー、とくに厚底ランシューのように飛び跳ねたら、痛い。
だって、クッションはありませんから。

じゃあ、痛いんじゃないですか?
いえ、もともと、足にはクッション性が備わっていますから。
ハキモノにそれを求める必要はありません。
足のクッションを使えばいいだけです。

コツがあるんです。
その説明を考えて、ワイン造りに至ったわけです。

 



 

ふたたび、ブドウふみ

 

ワラジやワラーチでは、どのように足をすすめたらいいか。

それって、「ブドウふみ」に通じませんか?

ブドウを入れたタルの中に、ハダシで立つ。
そして、ブドウをフミフミする。

同じイメージで、ワラジやワラーチで前に出てみる。
駆け出してみる。

この感覚が、じつに重複するように思えます。
じっさいに、ワラジやワラーチで、気持ちよく走ってみる。
このとき、足もとは、大地じゃなくて、ブドウがしき積められたイメージ。
ブドウを、フミフミする要領で、はしってみる。

きっと、気持ちよく、走れます。
そして、足は痛まない。

ですから、わたくしにブドウふみのチャンスが与えられたら。
けっこうスムースにブドウをフミフミできるんじゃないか。

あ、わたくしにふまれたブドウなんて、想像したくありませんか。
そういう個人的感情は、おいといて、ですね。

一度、ブドウフミフミの感覚で走ってみませんか?
気持ちいいですよ。
そうしたら、次にはワインで乾杯

 



 

たーさん
ブドウふみ ワラジと同じ 感覚なり

 

↓ よろしければ、清き1票をお願いします(1日ワンクリック有効)
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ