横から、見てみたい
自分の走る姿を、見られる場所がほしい。
コレって、いがいに、あるようでありません。
とくに、田舎道コースでは。
わたしがウィークデイ朝に走る、定番8キロコース。
ここには、まったく、ありません。
たんぼ道、坂道、林の中。
どこに、姿を反射してくれるものが、あるでしょうか。
休日朝の、定番22キロコース。
ここには、2ヶ所、カラダが映る場所があります。
ガラス戸のある、民家の前。
ここだけです。
しかも、ショーウィンドウなんてものではありませんから、ウッスラと映るだけです。
でも、あるだけ幸せ。
ここでぼんやりと映る自分の姿は、横から映像です。
走っている最中ですから、当然です。
真正面からのアングルが見られる場所は、ありません。
あっても、怖いか。
でも、走る姿は、横から画面が一番。
なにしろ、走り方の本質は、横から語れるわけですから。
そう、思いませんか?
(相変わらず、独断ですみません)。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/11/366941_m.jpg)
真理は、横からに宿る(かもしれない)。
横からのイメージ像つくり
では、横から自分の何をみたらよいでしょうか。
自分の顔ですか?
いえ、走っている姿です。
顔からの情報量は、多くはないような気がします。
ま、にやけている、いえ、笑っているか。
あえいでいるか。
この両者の表情は大きいですが、そこはまた、あとのお話へ。
肩でしたよね、肩。
というのが、不肖わたくしからの、中高年の主張です。
カタ球を、前後に振って、走っているか。
カタ球を、横回転させながら、走っているか。
まず最初。
前後にウデを振って、走る姿は、どのように見えるででしょうか。
百聞は一見にしかず。
こんどは、横アングルの、ランニングモデルを作ってみました。
どんだけ、ヒマなんや。
うーん、それは言わないでください。
最初に登場するは、ウデの前後振りモデルです。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/11/3939010_m-1024x683.jpg)
ランニングモデル1号、再登場
ランニングモデル1号を、覚えてくださっていますか。
なに、ない。
まったく、反響もありませんでしたからね。
ウデとアシを、前後に振って走るモデルです。
最初は、ランニングモデル1号を、横からながめた姿です。
カタ球を、前後に振っている姿、とみてください。
つまり、ウデを、前後に振る姿。
といいながら、ウデはついていません。
手も、ウデも出なかった、というわけです。
フツーじゃん。
いえ、これをフツーといってしまっては、作者が図に乗ってしまいます。
フツー以下です。
たしかに、何なの、コレは、という出来上がりです。
今日び、小学生の工作の方が、ずっとサマになります。
でもそこを、突っ込まないでください。
できれば、ランニング中の、横から見られる姿、と納得してください。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/11/P1050763-768x1024.jpg)
横から見た、走る姿のランニングモデル1号。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/09/P1050544-1024x768.jpg)
ちなみに、真正面アングルは、こうでした。
そして、ランニングモデル2号登場
次に、ランニングモデル2号を、横からみた姿の模型です。
モデル2号は、カタ球とシリ球を、横回転して走ります。
それにしても、モデル1号より、一段と、手抜き度が強い。
こりゃ、ひどい、ひどすぎる。
どこが、ひどいか。
どこで、手を抜いているか。
モデル1号は、腰からアシが前後に出ていました。
2号には、「腰」がない。
スーパーの、超特価の即席麺ですか、といいたいくらいです。
まったく、コシがない。
なにしろ、両アシが、カタ球からはじまっている、ってどゆこと?
胴体は、どうした。
いやはや、ここまでくると、小学生でも作りません。
学校の宿題だったら、落第点ですね。
人体の構造というのが、考えられていない。
こんな人間、どこにいる?
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/11/P1050765-768x1024.jpg)
ランニングモデル2号の横からイメージ。
肩から、アシが付いている感覚になります。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/09/P1050552-1024x768.jpg)
正面から見た、ランニングモデル2号のイメージ。
言い訳
突っ込まれたら、キチンと答弁させていただきます。
わたくし、国会議員ではありませんので。
実は、ですね。
カタ球を、回転させる気分で走ってゆく。
それが、ランニングモデル2号です。
実際に、モデル2号の気分で、自分ペースで走ってみます。
すると、です。
ある感覚に包まれてくるんです。
「肩からアシまでが、1本につながった」気分。
もちろん、この感覚を味わうには、いくつかの条件があります。
歩ハバを、よくばらない。
小マタで、走る。
力まない。
くわえて、ワラーチのような、ウス底シューズがいい。
そうしますと。
肩からアシまでが、1本の軸になった感覚が生じてくるのです。
右肩から、ダイレクトに、右アシが1本になる。
左肩から、ダイレクトに、左アシが1本になる。
両肩から、2本の軸が伸びて、カラダを支え、走りを生み出す。
その結果、胴体という感覚が、うすれてゆく。
同じような感覚を味わわれた方は、おりませんか。
気持ち、すんごくいいんですけど。
モデル1号の、横からラン姿は、そのまま「人」の形になります。
文字のはなしです。
モデル2号の、横からラン姿は、「逆レ」の字になります。
お出掛けですかぁ、レレレのレ〜。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2020/11/P1050770-1024x768.jpg)
2人が並んで走ると、こうなります。
うん、小学生以下のレベルだな。
ちなみに、気を許すと、すぐにこけます。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/11/76f3e759415ad1690bfae003ac05144c-e1542443258483.jpg)
モデル2号 横から見たら 逆「レ」の字
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