わかりません
ランニングモデル2号のポイントは、関節球部の「横回転」です。
そう、横回転です。
簡単にいうと、そうなります。
カンタンにいわれましても、よくわかりません。
ホントに、こんなのがありなんでしょうか。
だって、だれでも小ちゃいころは、コレだったんですし。
そうはいっても。
わたしの発言、いつも説得力がありません。
いえ、100歩ゆずって、昔はそうだったとしても、今はどうでしょう。
シリ球は、回転じゃなくて、振り子で動いていますよ。
それが、みんなのジョーシキじゃないでしょうか。
それを、回転にもどす。
こういうのを、赤ちゃんがえりっていいませんか?
そもそも、必然的に、振り子になっていったわけですから。
それとも、年をとると、子どもにかえるなんていいますね。
年寄りの発想でしょうか。
いやはや、前途は多難です。
でも、一度は意識して、体感していただきたいと思います。
その具体的な一例をぜひ。
合言葉は、「回転」。
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回転が、ちがうってえの。
坂道さがし
ランニングモデル2号感覚を味わう近道があります。
それは、坂道にあります。
まずは、坂道をふつうにのぼってみます。
そして、ふつうにくだってくる。
このとき、シリ球の動きを意識してみます。
ま、ふつうは振り子動作になっているでしょうか。
つぎに、モンローウォークを意識して、のぼってみます。
ご存知でしょうか、マリリン・モンロー。
オシリをフリフリする歩き方です。
モンローさんを知らなければ、アヒルフリフリのイメージで。
オシリをフリフリしながら、坂をのぼってみるんです。
つぎに、同じ感覚で、くだってみます。
最初は、とにかく、オシリフリフリに集中してみます。
すると、どうでしょう。
だんだんと、オシリの中で、シリ球が横回転はじめる感覚が生まれませんか。
シリ球が、右に左に、ワイパーのように横回転をはじめる。
外側まわり、内側まわり。
右、左、右、左と、小気味よくまわりはじめませんか。
いい感じ。
こうなったら、平地でも、オシリフリフリ感覚が味わえます。
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オシリから太モモへ
最初は、オシリフリフリ感覚。
すると、だんだんとシリ球が、横回転でまわり始めます。
そうすると、つられて、太モモはどうなるでしょうか。
そうです、太モモも、シリ球にあわせて、外側へ内側へ。
シリ球にあわせて、モモも回転を始める。
前にすすむためには、モモは持ち上げるものと思っていました。
はい、モデル1号は、モモの持ち上げですすみます。
ところが、シリ球の回転といっしょにするのは、モモの外回り、内回り。
この感覚だけでも、カラダは前にゆくんですね。
このとき、モモを持ち上げる感覚は少ない。
モモは、必ずしも、持ち上げなくてもいいものなのか。
モデル2号は、モモ上げ感覚が、ホントに少ない。
モモというのは、いがいに大きくて重いものです。
ニワトリさんのモモだって、食べがいがあります。
そのモモを、持ち上げなくても、前にすすむ。
非力なわたくしには、ありがたい省エネルギーです。
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軸論争
走るさい、体軸は2軸がいいか、1軸がいいか。
そういう話が、あります。
わたしには、意味がよくわかりませんでした。
ですから、どっちだっていいんじゃないですか、と思ってきました。
それが、ランニングモデルを作って、考えが変わってきました。
ランニングモデル1号は、アシとウデの運動が、振り子になる。
その結果として、1軸の感覚になる。
ランニングモデル2号は、アシとウデの運動が、横回転になる。
その結果として、2軸の感覚になる。
つまり、手足の動き方が、1軸、2軸に関係しているのかな、と。
ですから、1号走りからは、1軸感覚が生まれます。
2号走りからは、2軸感覚が生まれる。
どうでしょうか。
かなり、無責任な発想ですけど。
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動体も、1号は1本、2号は2本(芸がこまかい、笑)。
流れに棹さす
歩くときは、胸をはって、歩幅を大きく。
速く走るためには、歩幅を大きく。
ひとつの、オススメされるパターンです。
大きいことは、いいことだ。
その流れでゆくと、理想の運動モデルは、1号となります。
そうです、2号は、とっても少数派です。
少数派は、何かと、肩身がせまいのが世間です。
首相にも、なれません、笑。
でも、力強く歩くのは、歩きのひとつの型です。
もっと、別の目的があってもいいんじゃないでしょうか。
速く走るのも、走りのひとつの型です。
それとは別の目的があってもいいと思います。
わたしの歩きや走りは、2号型に傾いています。
ワラジ系でトコトコ歩いたり、走っていたら、自然にそうなってきていました。
あるいは、年とって自然にそういう流れになってきたのでしょうか。
そして、それが、すごく気に入っています。
自分に合っているかなあと。
1号モデルと、2号モデル。
両者を意識できるようになると、歩きや走りの切り替えができるようになります。
いま、回転の走りだ。
ちょっと、振り子運動になってみよう。
どちらが、すぐれている、ということではありません。
ただ、意識して切り替えられるのは、とてもおもしろい。
歩きや、走りの、幅が広がってゆく感じです。
だって、カラダの使い方が、相当にちがうからです。
シリ球、肩球に着目するだけで、おもしろい世界に入ってゆけます。
走るのが、ますます楽しくなってきました。
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ワイパーを見たら、モデル2号を連想してね。
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ためしてね モデル2号は 奥深し
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