火元は、どこだ
ヒザが痛むので、ヒザへ湿布。
腰が痛くて、腰へのマッサージ。
足裏の痛みがひかなくて、テーピング。
でも、思うように改善してくれない。
火事を想定してみましょう。
ケムリに気がついたら、火元の確認です。
ケムリの出場所はどこだ。
ケムリに水をかけても、火は消えません。
燃えているところが、ケムリの発生源だからです。
長く痛む場所は、しばしばケムリだった、ということがあります。
火元は、別にあった。
火元は、カラダのバランスの乱れ。
では、そのバランスの乱れは、どうなおしたらいいか。
このとき、手からアプローチ、という道もあります。
というのが、現在進行中のプロジェクトです。
手は、歩いたり走ったりするカラダの主役ではありません。
手は、歩いたり走ったりするカラダを支える主役でもありません。
そういう動作からは、自由な立場でさえあります。
その自由さを、逆に活用してみたらどうなるか、がテーマです。
手からカラダにアプローチをすることで、バランスが整ってゆく。
いくつかの方法。
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手をブラブラ、ゆらゆら
どんな格好でも結構です。
手を、ブラブラ、ゆらゆら、ゆすってみます。
手のヒラを下にむけたり、上にしたり。
左右に開いたり、閉じたり。
ブラ下げたり、バンザイしたり。
むすんだり、開いたり。
手は自由な存在、といいながら、じつはあまり動かしていなかった、ということに気がつきませんか。
意外に、手を使わない生活。
自由だから、ということに安心しているとと、とんだ不自由さにおちいってしまっていた、なんてこともあるんです。
自由主義社会、なんていいながら、とんだ不自由さに追いやられている世の中だってあるわけですから。
あらためて、手の動きの自由さの確認を。
どのくらいの自由さが認められますか?
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手を組む
自由にまかせる。
耳ざわりのいいコトバです。
でも、ときに左右の手を組んでみる。
ちょっとの、キュークツさを加えてみる。
どんな組み方ができますか。
けっこうなバリエーションがあること、知っていますか。
そして手を組んだまま、カラダを動かしてみる。
カラダは、キュークツになるでしょうか。
案外、よりスミズミまで、カラダの刺激が生まれてくることに気づきませんでしょうか。
手を組むことは、悪いことじゃない。
まったく手を組まなくなった社会が、いがいと住みにくいのに似ているかな。
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こまったときも、組みたくなります。
手を重ねる
親ユビ同士を重ねてみる。
子ユビ同士を重ねてみる。
手のヒラと甲を重ねてみる。
重ねる、というのは、くっつけるだけです。
組むのと比べると、圧倒的に不安定。
でも不安定さが、かえって手から全身へと、今までにない刺激を走らせることがあります。
こんなことで、カラダのスイッチが入ることがある。
依存しすぎない。
かといって、離れすぎない。
こういうのもあります。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2019/05/P1030817-1024x768.jpg)
これだって、手の組み方のひとつ。
手でポーズ
これは、もういくつもありです。
代表的なものを、紹介させていただきます。
親ユビのハラに、人指ユビをあてる
お釈迦さま御用達のポーズです。
アタマをシャキッとさせ、ココロを落ちつかせるポーズともいわれています。
不眠のときにもいいと。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2019/05/P1030806-1024x768.jpg)
親ユビのハラに、小ユビをあてる
カラダの循環がよくなってゆくポーズともいわれています。
疲れやだるさの解消につながってゆくと。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2019/05/P1030807-1024x768.jpg)
親ユビで、薬ユビの根元をおる
薬ユビは、活動性の交感神経のスイッチです。
活動性があがり、集中力が高まり、眠気も遠ざかります。
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グーのポーズ
こんなものでも、カラダに力がうまれてきます。
BGMに『アンコ椿は恋の花』など口ずさむと、これだけで便秘解消に結びつくかも。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2019/05/P1030815-1024x768.jpg)
手のポーズは、無限大ともいあわれています。
自由だったのに
自由になった手だから、メイッパイ手を使う。
かつての生活は、そうでした。
水をくむ
マキを割り、木を切る
火をおこす
大根を引っこぬき、水でゴシゴシ洗う
包丁で、きざむ
ゾーキンをしぼって、床をふく
ゾーキンをぬう
クギを打つ
手は自由とはいいながら、一番いそがしく働いていたのが、じつは手だったのかもしれません。
あらゆる自由のバリエーションで、活躍する手。
だから、手を意識しなくても、手は1日中動き回っていたのです。
ひろがえって、今日、手はどんな活動をしてきましたか。
自由さにかまけて、手はすっかり休みグセがついてはいませんでしたか。
そこから、カラダのバランスの乱れが生じてきていたのかも。
だったら、意識していろいろ使ってみましょう。
何かが変わる。
変わるってば。
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手の動き カラダをグングン 変えてゆく
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