ぐんまマラソン2021、前半戦はゴー

カン

 

もしかしたら、今年はじめてのフルマラソン。

例年参加させていただくレースは、ことごとく中止へ。
フルマラソンは、どこへいった。

そればかりでは、ありません。
ハーフマラソンも、同じ状況。

走れたのは、かろうじて探した、2月の赤羽ハーフだけでした。
それ以外の、いわゆる「ドッピューン系」のレースは皆無。
つまり、カタギの土地での、カタギのレースから離れた生活。

見つけだしたのは、別世界観のただようレースたち。
100キロウルトラが3レース。
お山のトレランが3レース。

ウルトラとトレランの共通点。
ともあれ、完走をめざす。
記録は、度外視。
ま、わたくしの場合ですけど。
ですから、最初から後方につけての、ゆっくりスタート。

決して、いそがず(いそげず)。
決して、きそわず(きそえず)。
縁あれば、たのしくおしゃべり。

つまり、「追い込んで走る」世界からは、すっかりご無沙汰でした。
日常ランも、ひとりでテクテク走っているだけでしたし。

フルマラソンの「カン」は、完全に枯渇していました。

 



厳重チェック関門をとおって、会場入りへ。

 



続々とランナーの歩みは、いつものレース光景。

 



晴天の下、準備会場はにぎわいをみせています、ほっ。

 

スタート皮算用

 

スタートしたら、集団の流れについてゆく。

なぜか、みなさん、最初は速いです。
ぐんまマラソンも、例外じゃありません。

ちゃんと、ペースを考えているんですか、と問いかけたいくらいです。
それは、めったにない刺激です。
ひとりじゃ、決してこんな走りはしないし、できない。
どこまでついてゆけるか、久しぶりにためしてみよう。

なにしろ、レースは非日常の世界です。
しばしば、「ハレ」の場ともいわれます。
わたしにとっては、ハレよりも、アメの場になる方が圧倒的ではありますけど。

その緊張感が、神経をビンビンに刺激します。
その勢いを借りて、いつも以上の力が出てくれたらいいな。
(あくまで、希望的観測)。

いや、それは考えちがいも、はなはだしい。
マラソンに、奇跡はない。
実力以上のものは、出ませんよ。

まあ、そういう夢のないはなしは、さておきましょう。
夢でも、妄想だっても、いいじゃありませんか。
よおし、きょうは最初からとばすぞ。
わたくしペースですけど。

 



さあ、いよいよスタート。

 



こちらも準備万端。って、これにはお世話にならないようにね。

 

ポカポカ

 

日ごろ、スピード練習のたぐいとは、無縁です。
自分を追い込む、というのができない性格。
なのに、根拠のない楽観論が先行してバカをみる。
いつまでたっても、学べません。

しかし、現実というのは、この逆をゆくもの。

たとえば、は丸い天体です。
いつだって、まん丸です。

ところが、今日ながめる月は三日月。
今日の月は、半月。
こよいは、見事な満月。

日々、形がかわれば、よび名もかわってゆきます。
でもよく目をこらして見てみましょう。
じつは、いつだって、まん丸でした。

欠けて見えないと思っている部分は、影でうすくなっているだけです。
見ようとしていないだけです。

だからといって、今日の月は影の部分が70%で、なんて考えなくてもいいじゃありませんか。
今日の、お月さんは、三日月。
ふつうに、楽しむ。

実力だって、ホントは、いつも同じかもしれません。
まん丸。
それ以上でも、それ以下でもありません。
ところが、今日の実力は、三日月のこともある。
半月だって、ある。
といって、まん丸より大きくなることはない。

うーん、この論法でゆくと、やはり120%は、ありませんか。
減ることはあっても(苦笑)。
奇跡はないのかな。

せめて今日は、実力の三日月にはならないように。

いや、つべこべ考えまい。
今日は、つっこむ
お天気も、味方してくれているじゃありませんか。
まれにみる、ポカポカな朝。



5キロをすぎて、最初の折り返し地点。

 



最初の給水所では、「あの」ぐんまちゃんが、追い抜いてゆきました。

 



今回の水分は、きほんフタをかぶって登場。
なので、マイカップは使用できません。

 



大渡橋をわたって10キロ地点へ、向かいには浅間山と榛名山。

 

いい気分

 

いつ、「今日は満足」というレースを走りましたか。
ぼくは自分には甘いので、満足マラソンはいがいにあります。

そういうときの共通項。
いい感覚」で、走りきったときです。
感覚です。
記録という、数値ではありません。

具体的にいうと、景色と一体化できたときです。
ご近所の日常ランとは、ちがう道。
ちがう景色。
その中を、新鮮な気持ちで走れる幸せ。

もちろん、とくに後半戦では、つらさも増してきます。
きつい。
でもなぜか、移りゆく景色が、映画のように刷りこまれてゆく。
映像の中を走っている気分。

決して快感がまさっているわけではないけれど、まだ耐えてゆける。
ランナーの気持ちって、走らないひとには、理解はむつかしいでしょうか。

この複雑な感覚が、やがて「いい感覚」へと昇華してしまう。
忘れがたい記憶を、つむいでくれる。

 

 



沿道の声援自粛レースですが、イオンモール脇では、歓迎。

 



15キロをまわって、県庁を正面にみて、東へ進路。

 

やっぱり、計算違い

 

ちょっと無理をしているな。
自分のペース感覚が、なんとなくわかります。
少しずつ、負荷がつみ重なっている。

で、どうする。
かしこいアタマなら、ここで自重します。
なにしろ、まだ半分もいってない。

かしこくないわたくしは、しかしここで自重ができない。
今日は、ゆけるところまで、突っ切ってゆくのだから。

その後は、どうするか。
その後で、考えればいいさ。
みごとな、問題先送り議案です。
いまの日本と、同じ歩調をとっています。

20キロ地点。
時計を確認するのを、忘れました。
そして、ハーフのラインを超える。
ハーフの通過時間、1時間56分40秒。

カラダのキレが落ちて、スピードが落ちてきたのがわかります。
やれやれ、半分

 



もうちょっとゆけば半分、歩くランナーも出没。

 

たーさん
久しぶり 甘くはなかった フルマラソン

 

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