茨城100Kウルトラマラソン2022、坂がないゾ

号砲高らか

 

3月13日(日曜日)、午前5時。
地元、生方(なめかた)市長のピストルの合図で、レース開幕。

ピストルの利用方法は、こういう平和利用でなくちゃいけません。
ひとに向けてなんて、モッテのほかです。

今回は、時差スタートはありません。
全員が、適度な間隔をとっての、いっせいスタートです。
総勢370人の流れが、始まりました。

まだ、暗闇の時間帯です。
みながヘッドランプと、支給された反射板をつけています。
反射板のつくる光の流れが、美しい。

おっと関心してばかりじゃいけません。
その中のひとりになろう。

この直後、スターターの市長さんも参戦してくるのだそうです。
どこまで、ゆくのでしょう。

1周100キロを走られたら、すばらしいです。
5つの市を回りますが、最初の自分の選挙区内だけでも、その意気よしです。
こういう方が、地域の運動の輪をひろげてくださるのですから。
(あとで、結果を知りたいな)

このレースの最大の特徴をあげておきます。
ランナーより、レースを支えてくださる方のほうが多い(わたくしの推測)。
ウソじゃありません。

 



レースを先導する自転車部隊。あとでコースを何回も行き来して、たくさんの声援をいただきました。

 



スタートをまつ選手の背中。ワクワク。

 



いっせいにスタート、光の流れが美しい。

 

北北東へ進路をとれ

 

茨城県北浦胡
おとなりの霞ヶ浦ほど、知名度はありません。
わたくしも、この大会までは、知りませんでした。

県で、2番目に大きいのに、です。
ぐるりと1周すれば、100キロマラソンコースができる規模です。
東京山手線を1周すると、40,4キロだそうですが。

その湖をまわる100キロの旅。
まずは、時計回りに、へと向かいます。

ものすごいことに、岸辺のすべてに、高くもりあげた護岸工事がほどこされています。
むかしは、水害に悩まされたとのことです。
その上をアスファルトでおおい、ゆったりと走れます。

特徴なのは、そこに流れ込む川の多さです。
護岸堤防は、その部分だけ、川に向かって、とび出しています。
その部分。

北方は、護岸からはずれると、ジャリ道が多い。
南にゆくにしたがって、うーん、流れ込む川がないんですね。

昨年は、いがいに多いジャリ道に、ワラジは難渋しました。
砕石に、足のウラさんが、痛いと申されています。
そこで、発想の転換。

今回は、ゴム底ワラーチです。
長距離は、これが1番かも。
ワラジの耐久性は、いがいに短いですし。
100キロだと、どうしても、かえの1足が必要となりますし。

 



明るくなってきた前半は、ルンルン里山気分。

 



ジャリ道だって、ゴム製ワラーチなら万全です(あとで足のほうが万全じゃないことが判明)。

 

夜明けラン

 

はやいランナーは、前に進むだけでしょうか。
わたしのような鈍行列車は、まわりをキョロキョロ。
すると、北にむかう途中で、右手に太陽に出逢います。

暗やみが、足もとから、はっきりとしてきます。
視界が、だんだんとひらけてくる。
気のはやいランナーは、すでにもうヘッドランプの灯りをおとしています。

周囲の景色が、登場。
進行方向の左手は、畑をこえて里山がつながっています。
右手は、湖をこえて、やはり小山が連なっています。
そう、ここは小高い山にはさまれての進行。

その左手の山の稜線が、ひときわ明るくなってきています。
おお、太陽が、くるぞ、くるぞ。

ただし、今日は、うす雲もおおっているようです。
午前6時ころでしょうか、オレンジ色の太陽が、顔をだしてきました。

やがて湖にそそぐ川の橋をわたると、場所は対岸となって、進行方向が逆転します。
最初のUターン地点。
カラダもあたたまってきました。
あたたまってきた、と感じるくらいですから、今日は寒いんです。

完全に、朝の光景。
順調です、今のところは。

 



朝日が顔をだしてきました。もう向こう岸には、Uターンをすませたランナーの姿が。

 



この橋をわたって10キロ、進行方向が南に向かいます。

 

先のことなど

 

走行距離表示は、5キロごとに、看板で示されています。
5キロの地点は、暗くて、見過ごしました。
10キロ地点、ありました。

いつも思うのですが、100キロマラソンの走りだし。
先が、まったく読めません。
どのくらいゆけば、ゴールに到達できるのだろうか。

できることといえば、1歩を重ねるだけです。
わたしの短い1歩など、たかが知れています。
それでも、それを13万回ほど重ねれば、100キロ先に、ゆき着けるはず。
なんてこと、考えていても、仕方がありません。

まずは、次のエイドまで。
約5キロごとに、開店してくれています。
しかも、どこも立派なノボリが風にゆらめいています。
まるで、味方の陣地のようです。

「堤防の上を100キロなんて、あきちゃうよ」
そういうランナーさんがいましたが、そうでしょうか。

いやいや、景色だって、つぎつぎに変わっているじゃないですか。
そして何より、エイド、最高じゃないですか。
エイドの展開が、茨城100Kの大きな魅力です。

 



どのエイドも、工夫をこらした一品が登場。ありがたいです。

 



鹿行大橋が見えてきました。あそこを渡ります。

 

タイムの方は?

 

ウルトラマラソンの最大の魅力。
はい、エイドをたのしむ。
なにしろ、時間はたっぷり用意してもらっています。
いきおい、停車時間が長くなる。
ですから、これはタイムをねらわないランナー的発想です。

いえ、表現が、キレイすぎです。
タイムをねらえないから、せめてエイドをたのしむ。
タイムの遅さを、エイドに転嫁する。
うーん、年をとると、言い訳がくどくなって、見苦しいです。
すいません。

すっかり夜明けとなった北浦湖東岸を、南にくだります。
湖には「左岸」とかかれていますが、逆にみると混乱してしまいます。
なので、わたくしは独自に、東と西としておきます。
南北に長い湖。

やがて、鹿行(ろっこう)大橋にさしかかります。
ここを乗りこえて、ふたたび西岸にわたります。
この橋が、おそらくはコース上、もっとも長いのぼり坂をつくっています。
って、なんて平坦なコースなんじゃ。

橋をわたると、大きな「北浦荘」エイドに到着。
このエイドは、給水の役目を終えると、日帰り温泉にもどります。
そしてここは、ゴール手前1キロ地点ともなります。

そうです、まずは北浦湖の北側を1周してきたところです。

昨年、うす闇の中、ヘロヘロで99キロ地点を走ってきたわたしは、北浦荘の中から湯上がりぽかぽかランナーが出てくるのを目撃しました。
おお、この時間に、あの余裕。
少なくとも、わたくしより2時間以上前にゴールしたランナーなんだなあ。

あの身分には、決してなれないな。
レースも始まったばかりじゃないか。
まだまだ、スタートから20キロ地点です。
(つづく)

 



本レース中、もっとも長くつづくのぼり坂?って、いったいどんだけ「平ら」なの。

 



20キロ地点のエイドを終えると、温泉いらっしゃいと店構えが変わります。

 



北浦荘エイドで、強く強くすすめられた「酪」というお菓子、おいしゅうございました。

 

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