ありがとう
ひとはみな、寿命まで生きてゆけるようにできています。
この世のなかで、もっとも精密な創造物といってもよいのではないでしょうか。
命こそ、この世で一番の宝ものです。
宝ですが、限りもあります。そこがまた、美しい。そして貴重。
では、その寿命は、どのようにして決まるのでしょうか。
神サマのご意向が半分、オノレの生き方が半分、くらいでしょうか。
考えてみますと、寿命まで生きられるように、カラダは実に巧妙につくられています。
キズや病気を受けても、ちゃんと内から治ってゆけるしくみがそなわっています。
アブないことには、恐怖心をあおって、ブレーキをかけます。
完成された存在、といってもいいのではないでしょうか。
医療は、そんな仕組みをジャマしないようお手伝いするだけです。
走るカラダ
宝物であるカラダは、走れるようにできています。
走れる仕組みがそなわっています。
自然な走りは、力みもない、美しいものです。
幼い子の走りをみていると、そういった確信をもてます。
その走りは、余分な修飾がはたらかなければ、おそらくはオトナになっても持ちつづけられるものでしょう。
じっさい、そういった自然体の走りをするひとたちが、世の中には存在しています。
走りの修飾
集団生活、教育体制は、ひとのもつ自然に修飾をくわえます。
走り方、もその中に入っていませんか。
くわえて、モノの存在が、さらに走りに修飾をくわえてゆきます。
「これは走りにいいよ」っていうモノが、まようほどある時代です。
たとえば、ハキモノ。
走るためには、走るための専用シューズがすすめられます。けっこう高価です。
自分のクセや足型にあわせたインソール(中敷)もたくさんあります。
わたしも、そういったランニング専用シューズを購入していた時代があります。
1度だけ、足型をとっていただき、専用のインソールを作ってみたこともあります。
たとえば、ノミモノ。
長距離を走るためには、体液バランスを考慮した水分が大切だよ。
そういわれて、電解質粉末をとかした水を腰につけて走っていたこともあります。
時間と体験がかえたもの
20年以上、走りとつきあってきました。いろんなコトがありました。
そのつれづれは、日記にも残してしました。
その中で、のちに生かされてくるのは「うまくいかなかったこと」が圧倒的に多いことに気づきました。ヨカッたね、で終わらず、新しい学びがえられるから、でしょうか。
いろんな痛みや故障を経験しました。
いろんな失敗をしました。
そして、順調に落ちつつある体力があります。
そういう中で考え、感じてきたのは「ひとが本来もっているモノ」で走るのが一番自然なのかな、という思いです。
そうすれば「本来もっているモノ」がある限り、走りを楽しめる。
シンプルに考えるようになった、ということです。
身辺整理
ハキモノがかわりました。
カラダは、走れるようにできています。
ただし、アスファルト、人口砕石、異常な暑さ、寒さなどから、ハダシにはきつい時代です。
ハキモノは大切な装備です。
ここでハキモノに求める最大の機能は、自然な走りをジャマしないもの。
そこで現在落ちついているのが、ゴム底一枚の「地下タビ」です。野良仕事との兼用。一足3500円。
そして、「ワラジ」。1900円。目下、手作りもチャレンジ中。
気持ちよく、走れています。
ノミモノがかわりました。
日常のランは、長くても2〜3時間です。
このくらいなら、水で十分。
水分さえとっていれば、カラダがうまく調整してくれます。
はやさ、は年々落ちています。いえ、最初から、はやくありません。
でも、誰のために走っているのか。
自分なりで、いいじゃん。
走れる、ってことが楽しいわけですから。
距離は、まだまだ未知数です。
どのくらいまで、走りつづけられるのだろうかな、には興味があります。
昨年12月の沖縄100Kマラソン、今年4月のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンでは、どちらも100キロをハダシにワラジで走りました。
マメなどは、できませんでした。
はやくはありませんが、ゴールをふめました。
ただし沖縄100Kでは、ワラジがボロボロになって道中、修理しながらラン、となりました。走りながら、笑っちゃいました。
沖縄100Kのゴール後。ばらけたワラジ(笑)。
まだまだ、いろんな検証をつづけたい。
いろんな失敗の中で、工夫を考えたい。
たのしみや発想は、つきません。
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NHK TVで飛脚走りを知りました。
飛脚走りを実践してみます。
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