ありがとう
ひとはみな、寿命まで生きてゆけるようにできています。
この世のなかで、もっとも精密な創造物といってもよいのではないでしょうか。
命こそ、この世で一番の宝ものです。
宝ですが、限りもあります。そこがまた、美しい。そして貴重。
では、その寿命は、どのようにして決まるのでしょうか。
神サマのご意向が半分、オノレの生き方が半分、くらいでしょうか。
考えてみますと、寿命まで生きられるように、カラダは実に巧妙につくられています。
キズや病気を受けても、ちゃんと内から治ってゆけるしくみがそなわっています。
アブないことには、恐怖心をあおって、ブレーキをかけます。
完成された存在、といってもいいのではないでしょうか。
医療は、そんな仕組みをジャマしないようお手伝いするだけです。
![22f19a4c5d3da7c04d6f89ab2af60c93_m](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/08/0f2d4bd1.jpg)
走るカラダ
宝物であるカラダは、走れるようにできています。
走れる仕組みがそなわっています。
自然な走りは、力みもない、美しいものです。
幼い子の走りをみていると、そういった確信をもてます。
その走りは、余分な修飾がはたらかなければ、おそらくはオトナになっても持ちつづけられるものでしょう。
じっさい、そういった自然体の走りをするひとたちが、世の中には存在しています。
![651ed9d72ea070239d4f044d77a7cab1_m](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/08/cc7bb169.jpg)
走りの修飾
集団生活、教育体制は、ひとのもつ自然に修飾をくわえます。
走り方、もその中に入っていませんか。
くわえて、モノの存在が、さらに走りに修飾をくわえてゆきます。
「これは走りにいいよ」っていうモノが、まようほどある時代です。
たとえば、ハキモノ。
走るためには、走るための専用シューズがすすめられます。けっこう高価です。
自分のクセや足型にあわせたインソール(中敷)もたくさんあります。
わたしも、そういったランニング専用シューズを購入していた時代があります。
1度だけ、足型をとっていただき、専用のインソールを作ってみたこともあります。
![d5737ff92ac52ef2968f6a61a7995891_m](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/08/d3035b9a.jpg)
たとえば、ノミモノ。
長距離を走るためには、体液バランスを考慮した水分が大切だよ。
そういわれて、電解質粉末をとかした水を腰につけて走っていたこともあります。
時間と体験がかえたもの
20年以上、走りとつきあってきました。いろんなコトがありました。
そのつれづれは、日記にも残してしました。
その中で、のちに生かされてくるのは「うまくいかなかったこと」が圧倒的に多いことに気づきました。ヨカッたね、で終わらず、新しい学びがえられるから、でしょうか。
いろんな痛みや故障を経験しました。
いろんな失敗をしました。
そして、順調に落ちつつある体力があります。
そういう中で考え、感じてきたのは「ひとが本来もっているモノ」で走るのが一番自然なのかな、という思いです。
そうすれば「本来もっているモノ」がある限り、走りを楽しめる。
シンプルに考えるようになった、ということです。
![a6d18d052923bf27f1f4b413ea0d5335_m](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/08/562b77ff.jpg)
身辺整理
ハキモノがかわりました。
カラダは、走れるようにできています。
ただし、アスファルト、人口砕石、異常な暑さ、寒さなどから、ハダシにはきつい時代です。
ハキモノは大切な装備です。
ここでハキモノに求める最大の機能は、自然な走りをジャマしないもの。
そこで現在落ちついているのが、ゴム底一枚の「地下タビ」です。野良仕事との兼用。一足3500円。
そして、「ワラジ」。1900円。目下、手作りもチャレンジ中。
気持ちよく、走れています。
ノミモノがかわりました。
日常のランは、長くても2〜3時間です。
このくらいなら、水で十分。
水分さえとっていれば、カラダがうまく調整してくれます。
はやさ、は年々落ちています。いえ、最初から、はやくありません。
でも、誰のために走っているのか。
自分なりで、いいじゃん。
走れる、ってことが楽しいわけですから。
距離は、まだまだ未知数です。
どのくらいまで、走りつづけられるのだろうかな、には興味があります。
昨年12月の沖縄100Kマラソン、今年4月のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンでは、どちらも100キロをハダシにワラジで走りました。
マメなどは、できませんでした。
はやくはありませんが、ゴールをふめました。
ただし沖縄100Kでは、ワラジがボロボロになって道中、修理しながらラン、となりました。走りながら、笑っちゃいました。
![P1010568](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/08/7b2de220.jpg)
沖縄100Kのゴール後。ばらけたワラジ(笑)。
まだまだ、いろんな検証をつづけたい。
いろんな失敗の中で、工夫を考えたい。
たのしみや発想は、つきません。
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NHK TVで飛脚走りを知りました。
飛脚走りを実践してみます。
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