ラジオ体操式太極拳

太極拳の魅力

 

なんとなく、太極拳にあこがれています。
ゆったりとした動作。
気持ちよさそう。

とはいえ、田舎ゆえ、太極拳に接するチャンスがありません。
なかなか時間も、とりにくい。

なので、太極拳をかたれる方との接点はありません。
師匠とよべる方も、おりません。

というより、さきに、自分にできるか。
ニブく、カタくなったこのカラダ。
なにより、もの覚えだって、めちゃ低下の一方。

手とり足とり教わったとしても、習得は無理ですね。

 



 

筋肉シートベルトの法則

 

なぜ、ゆったり動作にあこがれるのか。
もう、ゆったりしか、ついてゆけなくなった現実があります。

年とともに動作は、ゆったり、というかノロノロ
走りからしても、ゆったり派になってます。

ということは別にして、筋肉の特徴を考えてみます。
筋肉は、シートベルトと同じ性格をもっています。
これを、「筋肉シートベルトの法則」といいます。
ま、いつものように、わたくしの造語ですけど。

ゆっくり伸ばすと、それなりに伸びる。
いきなり伸ばそうとすると、ガチんとかたまる。

かたまったところに、一定以上の力がかかると、ピリピリ破壊。
小さなところでは、微小断裂
ハッキリしたところでは、肉離れ

それは筋肉が、シートベルトと同じ性格をもっているからです。
いえ、逆です。
筋肉の性質をみて、シートベルトの発想を得たのかも。

この性質は、年とともに顕著になります。
なので、年とともに、ゆっくりがよくなる。
というより、ゆっくりでないと、もたなくなる。

 



 

だから、ゆっくり

 

筋肉は、シートベルトの性格をもっています。
ですから、伸ばすときは、いきなりギュっは、危険です。
とくに、年とともに。

これを予防するためには、日ごろから、ゆっくり動作も大切です。
そして、ゆっくり動作は、筋肉をやわらげてくれます。
シートベルトのロックがかからないからです。

なので、ゆっくりのお手本である太極拳に魅力を感じます。
いまは太極拳ができないので、せめもと、ランはゆっくり。
名付けて、「太極拳走り」なんちゃって。
いえ、これははやく走れないだけです。

ホントに太極拳をされている方からは、ゆっくりが本質じゃないよ、といわれるかもしれません。
わたくしの、ひとりよがりな思い込みかもしれません。
なにせ、単純思考なものですから。

ともあれ、いちど太極拳を体験してみたい。
だったら、どうしたらよいか。
ここで、考えたのです。

 



 

ラジオ体操があるじゃないか

 

太極拳は、まったく知りません。
では、何もできないか。
いえ、唯一、知っている体操がある。

それが、ラジオ体操第一です。
残念ながら、ラジオ体操第二は、知らないのです。
あまりした覚えもない。

テレビで、みたことはあります。
真似ようとしたことがあります。
でも、できませんでした。
第二のスピードは、早すぎです。

そんな運動レベルでも、ラジオ体操第一ならできる。
スズメ百まで踊り忘れず。
故人は、いいことをいっています。
小学校時代のラジオ体操体験が、いまも活用できるのですから。

教育の大切さでしょう。
鉄は熱いうちに打て、です。

そして、ある日、ひらめいたのです。
たしか、太極拳には、いくつもの流派があったはず。
ならば、ラジオ体操第一を、太極拳にしちゃおう。

ここに、ラジオ体操式太極拳が誕生したのです。
すいません、わたくしの個人的妄想のタマモノです。

方法は、簡単です。
ふつうのラジオ体操第一。
これを、チョースロー再生で、おどるだけです。

すると、意外や意外。
なんとなく、太極拳ぽくなってゆくのです。
(独善的感想)

注意点は、ひとつ。
最後の方の、跳び上がって手足をひろげる部分。
あそこは、足ぶみで代用します。
ジャンプは、スローがきかないから。

 



 

ラジオ体操式太極拳

ゆったり、ゆったりとラジオ体操第一を舞ってみましょう。
これが、じつは気持ちいい。

ゆっくり、ゆっくりできるほど、気持ちもやわらいでゆきます。
カラダがやわらいでゆくからかな。
落ちる一方のバランス感覚も、刺激されます。

このあとは、スタイルをラジオ体操第一にしばられる必要もありません。
ラジオ体操は、重心が中心にくるような動きが多いです。
つまり、対称的な動き。
それを、あえてはずしてみる。

右足や左足に重心を移動しながら、ラジオ体操をまってみる。
そうすると、さらに太極拳っぽくなってゆきます。
個人的感想ですけど。

中国の公園でこれをしたら、「新式」の太極拳ですか、と人気者になれそう。
なれないか。

正直にいいますと、正調ラジオ体操についてゆけなくなってきた、わたくしの苦肉の策でもあります。
ふつうのラジオ体操のリズムに、もはや、なかなかついてゆけません。

こうやって、いろんなものから、取り残されてゆくのでしょうか。
世の中のスピードが、じつにはやい。

でも、いいんだ。
世の中にあわせる義務もないし。
あわせようとすると、人間がダメになる気もするし。

どうでしょう。
いちど、ラジオ体操式太極拳をしてみてくださいね。
気にいったら、自分なりのアレンジ動作もくわえてみて。

既成の型」をマジメに習得する道も大事。
ですが、すべては、ヒトのつくったものです。
自分でつくってみても、いいじゃありませんか。
自分が元祖になる。

発想を豊かに。
遊び心を広げましょう。

 



たーさん
出来ぬなら 出来るように 作っちゃおう

 

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