つながり
つながり、を考えてゆくのは、おもしろいです。
特に、異質なつながり。
こんなもんが、というのが、1番の発見になることも。
例の「ナントカとかけて、ムフフフととく」
「そのココロは」という謎かけも、異質の2つを結びつける芸ですね。
ランニング中毒とかけて、
キャンディーズととく。
そのココロは、ランが中心だね。
すいません。
ヒット商品も、つながりが原動力のひとつです。
うで時計。
電話。
これがひとつになって、スーパージェッターは活躍しました。
流星号、流星号、ってふるい話題ばかりで、すいません。
薬の世界も、その波がおし寄せています。
2種類だった薬が、まとめて一つになる。
メンドーくささが、減りますか。
カラダは、そもそもが、一つしかありません。
みんな、つながっているはず。
それが、別々に扱われるようになって、不調がなおらない。
ひとりで、一つ。
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2たす2を、3にする
脈拍数とピッチ数は、血流でつながっています。
どちらも、血流を左右する因子です。
心拍数と呼吸感覚は、ガス交換でつながっています。
ちゃんと流れていれば、呼吸苦とは無縁です。
そして、走っている最中の呼吸苦は、走りのブレーキになります。
息苦しさをおして、少なくとも、たのしい走りはつづけられません。
走っている最中の呼吸苦には、2つの解決策を考えました。
ひとつは、スピードを落とすこと。
そうすれば、カラダの消費が減るので、楽になります。
もうひとつは、血流をもっとあげられないか。
そうすれば、消費量にみあった酸素をはこべるはず。
もちろん、そんなことは心臓さんは、ご存知です。
自動的に、ドキドキ、心拍数をあげてくれています。
でも、まだ、足りない。
そして、心拍数は、自分で調整するわけにもゆきません。
もう少しあげてみようよう、なんてなかなか無理です。
自分で介入できる部分はないものか。
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ピッチがあったじゃない
ピッチとは、ラン業界では、1分間の歩数をさします。
1分間に、何歩、きざむか。
そして、この1歩は、下半身の静脈血をおしあげる働きをしてくれています。
下半身担当の、ポンプ屋さん。
そして、ここは、自分の意志で左右できる部分でもあります。
たくさん、きざんで走れば、おしあげる血流も、ふえてくれるはず。
いざ、実践です。
いつもより、ピッチ数をあげてみます。
このとき、ひとつ注意したいことがあります。
いつもと同じ走りでピッチ数をあげようとしたら、どうなるか。
仕事量が、ふえます。
すると、よけいにゼイハアしてきてしまう。
これだと、うまくゆきません。
ですので、歩幅を少し短くして、ピッチ数をあげてみる。
疲れない方法、だと思いませんか。
歩幅は、長けりゃいいってもんじゃない。
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ピッチ数と呼吸
歩幅を短くとれば、力まずピッチをあげられます。
小マタになったぶん、1歩の運動量がへったわけですから。
同時に、息もらくに感じないでしょうか。
ピッチがあがっているぶん、スピードは落ちてきませんし。
というより、少しだけ、スピードもあがったような気分。
なぜなんでしょうか。
小マタで、ピッチをあげる。
すると、2つのことが考えられます。
ひとつは、下肢の運動量がへってくれます。
歩幅をかせがないから。
アシを前にだす、というのは、意外な運動量ですから。
もうひとつは、下半身の血流がましてくることです。
血のめぐりが、よくなってくる。
すると、本家心臓さんも、らくになるようです。
考えてみれば、当たり前すぎるでしょうか。
でも、これに気づくまでに、ずいぶんと時間がかかった気がします。
ピッチは、血流を介して、呼吸感覚にダイレクトに、つながっている。
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小マタとピッチ
ふだんの走りで、いまはピッチ数から意識することはありません。
自然に、呼吸にあわせている気がします。
呼吸感覚は、容易に顔をだす場面はあります。
坂道を、かけのぼっているとき。
くだり坂を、かけおりようとスピードをあげたとき。
ハアハア、息がきれるぜ。
このときです。
ピッチ数をかえてみよう。
運転しながら、ギアを切りかえる感覚です。
より、小マタにしてみる。
すると、自然にピッチ数があがってくる。
とくに、きだり坂。
すると、呼吸の感覚が、パアッと変化してくるのを感じます。
たぶん、そんなにスピードは落ちてはこないと思います。
ピッチと呼吸感覚の結びつき。
おもしろい関係です。
もちろん、歩幅は広げてゆく、という指導が多いのは知っています。
体力のあるランナー。
他人との競争の世界に身を置くランナー。
そういう世界では、当たり前の方向なのかもそれません。
でも、そういうのとは次元の異なる世界もある。
そういう世界を、たのしんでゆきたいです。
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まだまださ ピッチがつくる 走りの世界
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