まずは、結論から
効果がありました。
ゼンゼン、あとの痛みが軽くなります。
こんなに違ってくるモノなの?
自分でも、ビックリの効果を実感しました。
ただし、あくまでも自験例です。
わたくしだけの経過報告です。
すべての方に、ではないことをご了解ください。
方法は、「漢方薬」の服用です。
今回は、コレだけです。
利用したセットを紹介します。
(1)麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう):ツムラ78番
(2)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):ツムラ25番
おのおの一包ずつを、いっしょに服用。
このセットを「筋肉痛セット」とよんでおきます。
服用方法
レース日は、レース後と、寝る前に服用。
翌日からは、朝おきてすぐ、昼前、夕前、寝る前の4回服用。
きほん、胃袋がカラの状態時に服用。
ぬるま湯で、飲む。
白湯にといて、インスタントコーヒーみたいにして飲んでも可能。
比較レース
チャレ富士ウルトラ(100キロ)後に、服用しました。
対照には、一ヶ月前の、茨城100キロマラソン。
このときは、何も服用をしていませんでした。
服用実況中継
チャレ富士100キロの部を午前5時20分(最終組)でスタート。
小雨まじりの中を、ヘロヘロとすすむ。
午後7時10分、13時間50分かけてゴール。
(茨城100kでは、13時間4分でゴールしていました)。
レース日は、そのまま宿にとまりました。
そしてチャレ富士レース終了後、筋肉痛セットを2回飲む予定でした。
が、レース後はバスの時間がせまっていたり、宿についたら夕食をせかされたり。
ということで、レース直後は、服用できず。
夕食後、フロでつかれをいやして、1回分を飲んだだけで、寝落ち。
レース翌日(1日後)
午前3時ごろ、目をさまし、ぬぎ散らかしたものを整理して朝の1包。
午前5時に宿をでて、180キロを運転して、直接職場に入る。
午前9時から、通常の仕事。
お昼前に、2包目を服用。
午後も仕事をして、仕事終了後に、3包目。
帰宅して夕食。
そして、寝る前に4包目を服用。
レース翌々日(2日後)
朝おきて、1包目、以下同様。
朝は、ゆったり20分ほど散歩して、ほかは前日と同じ仕事。
レース翌翌々日(3日後)、つまり水曜日。
朝おきて、1包目、以下同様。
朝の散歩と、仕事スケジュールは、同様。
レース4日目(木曜日)
筋肉痛はもう大丈夫、と判断して、服用は中止。
仕事は、同様。
茨城100k後の惨状
レース後は、特別なことはしなかった一ヶ月前の茨城100k後。
下肢を中心に、カラダ全体の張りや痛みに、容赦なくおそわれました。
足は、のびた状況で、動かない。
動かそうとすると、モーレツに痛い。
まず、起きあがり、立ちあがりができない。
わたくし、タタミにフトンで寝ています。
そのフトンから、起きあがれない、立ちあがれない。
周囲のモノにつかまって、気合いをこめて、ようやく立ちあがる。
逆に、すわる動作も痛みで困難。
トイレにも、満足にしゃがめない。
イテテてて。
手すりが欲しいよう。
正座ができない。
なにしろ、足をおることができません。
コタツに正座、おフロ場で正座ができない。
かろうじて、ヒザ立ちまで。
正座がかろうじてできるまでに、3日かかりました。
歩き方も、おかしい。
服の着がえも、おかしい。
何から何まで、ぎこちない生活。
これは茨城100kに限りません。
ウルトラ後は、だいたいこんなものです。
体力、ありませんから。
チャレ富士後
漢方セットを服用して、レース当日は疲れのまま寝落ち。
というのも、夜に服用して、宿のベッドで横になって歯をみがいていたのです。
そのまま、寝ちゃった。
ハッと、気がついたら午前3時すぎ。
灯りもつけっぱなし状態でした。
しまった、そのまま寝ちゃった。
とりあえず、起きてみよう。
あれ、いがいとスムースに起きられました。
イテテテテ、をあまり感じない。
さっそく部屋の片づけ。
床やイスのうえに散らばったものを集めて、整理。
これが、思ったより、しんどくない。
とりあえず、朝9時からの仕事に間にあうような行動。
そのために、朝の5時までに宿をでる。
そして、終日の仕事。
いつもと同じようには、こなせました。
そして、午後7時半ころ、家への帰宅です。
まずは、正座にチャレンジ。
大腿部への違和感はのこりますが、ちゃんと正座ができます。
茨城100kでは、3日間、無理だったのに。
モモが伸びて、ヒザが曲がる。
ええっと、おどろくタメゴロー。
そして、コタツに寝ころがってからの立ちあがりが、すんなり。
どこにもつかまらずに、できます。
とにかく、翌日から、筋肉が痛まないのです。
「ゼロ」というわけではありません。
茨城100k時が「10」の痛みとすると「4」かな「3」かな。
ギュッと、モモの筋肉をつねっても、軽い。
まだ筋肉痛セットを、4回分しか服用していない状態ですが。
こんなに違ってしまうものなの?
カラダに対する負荷からすれば、チャレ富士のほうが大きかったです。
キツネにつままれた感覚。
それが、日をおって、軽快。
ということで、漢方セットの服用は、レース日1回、月、火、水の3日は4回服用で終了。
もう、飲むほどでもなくなってくれたな、という判断です。
もちろん、だからすぐランの再開、とはゆきません。
ですが、7日後の翌週日曜日は、ゆっくりリハビリラン20キロが無理なくたのしめました。
なんていう世界
うーん、こんな変化を味わえるとは。
漢方は、以前からチョボチョボ学んできました。
20年ほどむかし、さる協会に属し、月に1度の東京講習会にも数年間、通う時期がありました。
ただし、あまり実感はわきませんでした。
イマイチ、ピンとこない。
くわえて、自由に処方できる漢方のリストも乏しい。
結局、あまり使う機会は少ないまま。
しかし、時代がかわりました。
というか、わたくしの意識もかわりました。
ピンとこない発想からは、おさらばしよう。
ばいばい、古典的、正調派の漢方さん。
自分の感性に合う漢方をためそう。
これって、走りとの付き合い方と、似ていますか。
そして漢方に理解のある薬剤師さんの協力も、とりつけました。
その結果、漢方の使い勝手もよくなりました。
ま、いまのところ、エキス剤ですが。
問題は「結果」です。
よい結果がでれば、いいんです。
それが、幸せをよぶ。
権威とか、しがらみなんて、不要の長物。
そういうものには寄りかからないぞ、という思いだけはある。
なんで、こんな変化が生まれたか。
今後、すこしずつ解明してゆきますよ。
アレレレレ ウルトラ後なのに 動けるじゃん
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