くらしの優先順位

くらしの4分類、ふたたび

 

自分のくらしを、4つにわけてみる提案をさせていただきました。

(1)睡眠
(2)身のまわりのこと
(3)したいこと
(4)しなくてはいけないこと

このうち、(3)したいこと、(4)しなくてはいけないこと、の比重の増加で(1)(2)に支障がでてくると疲れがひどくなる、というダイタン仮説を出させていただきました。

そして、疲れがひどくなると、疲れにとどまらなくなります。
心身ともに、ダメージがひろがる一方。

そうなると、ちょっとの休養くらいじゃ、もどれません。
そうならないような「コツ」はないでしょうか。
そうなったとき、どこから手をつけたらよいでしょうか。

じつは、同じところに、手がかりがありそうです。

 



 

身のまわりのこと

 

身のまわりのこと無頓着な方が、ふえている気がします。
いえ、気がするという推定の域ではありません。
実際に、ふえています。

そんなこと、ありませんよ。
反論は、もちろんありますけれど。

身のまわりのこと、というのは、カンタンなことです。
ゴハンをたべること。
身ギレイにしておくこと。
ザックリいえば、こんなことです。

でも、ここでは、もう少しだけ、突っこんでおきます。

ちゃんとしたモノを、いただくこと。
その手間を、ちょっとかけること。
たべたあとの、片づけにも気をむけること。

カラダの清潔に、気をくばること。
そのための、洗濯にも気をくばること。

くらす場所の清潔さを、気にかけること。
そのための、掃除にも気にかけること。

つまりです。
調理や片づけを、きちんとすること。
洗濯やおフロに、気をくばること。
住居の掃除に、気をむけること。

食事
洗濯
掃除

わかりやすくしぼると、この3点です。

 



 

疲れの入り口

 

(3)したいこと、(4)しなくてはいけないこと、の比重増加が疲れや生活混乱の原因になる、ということをいいました。

でも、実際には(3)(4)に比重をとられながらも、ちゃんと生きておられる方もいます。
一方で、ぐずぐずと生活の乱れを深めてしまう方も。

このちがいは、どこから生じるのでしょうか。

いちばんは、(2)身のまわりのこと、との関わりが大きいいように思われます。
つまり(3)や(4)で疲れても、
ちゃんと食事をとれる
身ギレイにすごす
掃除がいきとどくところでくらす
という分には、ちゃんとした回復力が期待できますよ、ということです。
もちろん、ちゃんとした睡眠も。

なにしろ、回復力の原動力が「身のまわりのこと」に秘められているわけですから。

逆に、身のまわりのことを軽くみたとします。
食事にこだわらない(腹がふくれればいい)
身ギレイさを、気にかけない
住まいが、だんだんゴミ屋敷化

こうなってしまうと、疲れの蓄積がはじまってしまいます。

 



 

小さな一歩から

 

ちゃんとしたゴハンに気をくばること。
たべおえたら、キレイにしておくこと。

洗濯、おフロが、ふつうにできること。

住まいの掃除に、気をくばれること。

この「3つ」だけで、疲れの反応が変わってゆくことが多いんです。
ウソみたいですが。

いやいや、もう疲れはてて、それどころじゃないよ。
そんなことができたら、疲れたなんていわないよ。

反論は、しょっちゅういただきます。
だって、やりたいことが、いっぱいあるんだから。
やらなくちゃいけないことで、手一杯なんだから。

ならば、どちらを優先しましょうか。
それは、くらしの優先順位にのっとっちゃいましょう。

(1)睡眠
(2)身のまわりのこと
(3)したいこと
(4)しなくてはいけないこと

この順に、大切にする。

たしかに、
(3)したいこと
(4)しなくてはいけないこと
は、重いです。

とくに(4)のしなくてはいけないこと、は特に重い。
社会人にとっての仕事。
学生にとっての学業や宿題。
スポーツ界で上をめざすときの日々の練習やノルマ、など。

そう、実はイチバン大切です、と思いがちです。
大切なんですが、ここでの優先順位は、いちばん下におきました。
(だから、反論を、買っちゃうのですが)

ですが、あえていわせていただきます。
どうしてもキツかったら、身のまわりのことを優先してみる。
身のまわりのことを、できる範囲で、ていねいにこなす。

なにしろ、身のまわりのことは、生きてゆく基本なんですから。
これなくして、くらしはめぐりません。

ぎゃくに、身のまえわりのことができていれば、道はつづきます。
とじるかのように見えても、ちゃんと開いてくれます。

 



 

基本

 

身のまわりのことの軽視
これが、とても気になります。
学生でも、社会人でも。
仕事の世界でも、学業の世界でも。
そして、ランをはじめとした趣味の世界でも。

とくに環境が変わったとき。
それで、身のまわりのことの変化がおこります。
ひとりくらしのスタート、とか。
連れ合いとの死別、とか。

そうなったとき、身のまわりは、どう変化するか。
食事は、コンビニや出来合い。
洗濯は、あとまわし。
住まいは、少しづつゴミ屋敷化。

こうなると、生活は、変わってゆきます、思った以上に大きく
それを、社会は別の見方をすることがあります。

若いヒトなら、「発達」が原因だとか。
年をとったら、「ボケ」の始まりだとか。

そういう風潮に流されない。
ちゃんとしたゴハンつくりと、後片付けをはじめてみる。
ちゃんと、おフロや、洗濯に気くばりをする。
住まいは、こぎれいさを気にかける。

やればできるよ、とよくいわれます。
その割には、下に見られていること。
それが「身のまわり」のことです。

でも、「したいこと」や「しなくてはいけないこと」より、大事なことじゃないでしょうか。
反論、多いですけど。

薬、サプリ、休養、そういうのより、まず「身のまわり」に目をむけてみる。
疲れたと思ったら、洗濯をていねいにしてみる。
床のうえを、きれいにしてみる。
エラソーなこといって、すいません。

なお、ちゃんとした食事に関しては、栄養「」失調がありますが、それは別の機会に。

食事
洗濯
お掃除

生きる基本

 



 

たーさん
疲れたら 何はともあれ 掃除と洗濯

 

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