疲れが、とれない
疲れていませんか?毎日、毎日、めぐってくるくらし。
ときに目まぐるしく、ときにゆったりと。
気がつけば、今日も、1日が終わったなあという感慨。
時間のすぎるのは、案外に、はやいものです。
それは、年をとったから、だけではないような気もします。
若いときだって、すぎさってみれば、時間ははやかった。
学生時代の夏休みだって、終わってみれば、あっという間。
そうして、今があるんですね。
それが悪い、というわけではないと思います。
人生って、そういうものですから。
ただ、くらしの中で、息がきれてしまうことがあります。
くらしの中のブレーキ。
何だか、疲れたなあと。
この疲れ感、一時的なものなら、よくあることです。
くらしというのは、車の運転みたいなもの。
ブレーキもなくちゃ、こまります。
ところが、長びいてゆく疲れ感。
いつまでたっても、ぬけてゆく気がしない。
ブレーキをふみっぱなし、みたいな。
そうなると、肝心のくらし自体に、支障さえあらわれてくることもあります。
しかも、疲れだけじゃなくなってきてしまいます。
たべられない、ねむれない、休まらない、イライラする、とか。
疲れから、いろんなものが派生してきてしまいます。
こういうのを、まとめて「不定愁訴」なんてとりあつかわれることもあります。
そんなとき、どうしたらよいでしょうか。
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くらしの分類
自分のくらしを、「4つ」に、わけてみます。
ものすごく、おおざっぱな分類です。
以下、4つの内容です。
(1)睡眠
(2)身のまわりのこと
(3)したいこと
(4)しなくてはいけないこと
以上です。
(1)の睡眠は、よろしいでしょうか。
そのまま、とってください。
ねむることです。
(2)の身のまわりのことは、くらしの具体的行為。
たべる、歯をみがく、おフロ、そうじとか。
むつかしく考えないでください。
(3)のしたいことは、文字通り、やりたいこと。
自分の希望。
遊びのこととか。
(4)のしなくてはいけないことは、任務や義務的なもの。
仕事とか、学業とか。
ノルマとか。
とっても、簡単すぎる分類です。
でも、自分の生活のこまごまは、だいたいこの中に入れられませんか。
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疲れの原因
くらしの中で、疲れるもの。
それは、この4分類の中の、どこに入っているでしょうか。
いちばん多いのは「(4)しなくてはいけないこと」じゃないでしょうか。
なにしろ、任務です。
義務に近いニュアンス。
仕事だって、学校だって、宿題だって。
ふだんは、こなしています。
ただ、ときに重荷に感じてしまうことだってありえます。
重かったら。
そうです、おろして休めればいいんですが。
ところが任務とか責任とか義務とかノルマとかの意味合いをもつと、簡単にはおろせなくなります。
フーフーいいながら、背負いつづける。
そうすれば、疲れるのはあたりまえです。
そして「(3)したいこと」のしすぎ、というのも目立ってきています。
したいことをする。
好きなことなら、疲れることもないはず。
ふつうでしたら、そういえるかもしれません。
ただし、それも程度によります。
のめりこみすぎれば、疲れの原因に十分なりえます。
ゲームや、SNSなんかだって、ここに入るかもしれません。
趣味のランニングだって、例外じゃありません。
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くらしの優先順位
くらしを、おおざっぱに4つに分類してみました。
もし毎日のなかで、疲れを強く感じるようになったら。
この4つの中の、何が原因になっているのか。
そういう見方も、ときにいいのじゃないかな、という提案です。
くらしに、ブレーキをかけるもの。
疲れの原因になっているもの。
原因がわかれば、その内容の改善です。
ブレーキをかけつづけるほど、重荷になっている。
でしたら、その改善が大切です。
ところが、原因自体を改善にもってゆくことは、案外にむつかしい。
それができれば、苦労はしないよ。
仕事の中身をかえてゆこう。
ゲームをひかえよう。
忠告するのは、ある意味、簡単です。
でもそれがすんなりゆかないから、苦労して、疲れちゃってくるんですね、多くの場合。
そこで、まず、くらしの優先順位を確認します。
くらしの4分類の、何を大切にするか。
もう、正論はいちゃいます。
(1)睡眠
(2)身のまわりのこと
(3)したいこと
(4)しなくてはいけないこと
これを、この順に大切にあつかうこと。
もっと、大胆に、いわせていただきます。
(1)と(2)の死守ですね。
つまり、ちゃんとねむること。
ちゃんとたべること。
身のまわりを、奇麗にしておくこと。
これらを大切にすること以上に、何を大切にせよというんでしょうか。
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現実問題
こんな提言をさせていただくと、けっこう、反発をかいます。
人生、そんなに単純じゃない。
(4)しなくてはいけないことを下にみるのは、甘えだ。
(3)したいことをがまんして、何の人生だ。
ごもっともです。
生きてゆくのは、そんなにたやすいものではありません。
でも、だからこそ、こだわってみるのです。
睡眠をけずって、どーするの?
自分(たち)のくらしをけずって、どーするの?
(3)と(4)で疲れる。
というのは、見方をかえれば、そのために(1)と(2)が削られているです。
おわかりでしょうか。
じつは、(1)と(2)が確保されていれば、そうそう疲れません。
疲れても、回復できるんです。
とくに「身のまわりのこと」の死守です。
これが守れなくなって、生活クタクタの方を多くみます。
身のまわりのこと、大切にしていますか?
(つづく)
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