ラッセルさんの教え
「何が「事実」で、
その事実が裏づける「真実」は何であるか、
だけを自分に問いなさい」
哲学者バートランド・ラッセルさんのコトバです。
わたしたちの目の前のものすべては、「事実」です。
現実にあるものですから。
ところが、その「真実」の「解釈」となると、多様性が生じてきます。
解釈ですから。
どうみるか、どう考えるか。
自分なりに考えてみる、というなら貴重です。
自分の意思が入ってゆくのですから。
ところが、わたしたちは往々にして「何か」に左右されてしまいます。
おおいのが「権力」。
しばしば「常識」。
はやいはなしが「人の意見」。
そして、いつのまにか自分は思考停止。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/11/22697413_m-1024x576.jpg)
どう走るか
どう走ったらよいでしょうか。
「事実」は、もうあります。
いまの自分の走りが、自分の走りです。
この走りを「解釈」してみたら、どうなるでしょうか。
解釈、すなわち解説。
ここから、多様性がうまれてきます。
ところが、やがて多様性は、ある方向へ収束してゆくものです。
時代の流れの中で。
現代の主流。
シューズは、こういうのがいいですよ。
足のおき方は、こうしましょう。
うでのふり方は、こうがいいんです。
体幹の意識の持ち方が、大事です。
では、それらは「真実」でしょうか。
自分のカラダは、その通りになっているでしょうか。
その通りになれないから、はやく走れないのか。
故障をおこしてしまうのか。
裏づける真実は、案外むつかしい。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/11/4526240_m-1024x680.jpg)
ぐんまマラソン規約
ぐんまマラソン(2021年11月3日)参加者に、突然の通達がきました。
レース出場者は、新型コロナワクチン接種を受けておくこと。
受付が終わってから、しばらくがたってからの、一方的な通達です。
新型コロナウイルス感染症が存在しています。
これは「事実」です。
その対策のひとつとして、ワクチンが急遽、開発されました。
これは、新型コロナ対策への「真実」になっているでしょうか。
対策のひとつ、です。
あくまで、ひとつの選択肢です。
しかもまだ治験中の、正当な評価を受けていないワクチンです。
「事実」として、たくさんの副反応報告が厚労省にあがっています。
亡くなられた、という副反応報告も、多数よせられています。
そこまであげなくても、たいへんな思いをされた方は多数おられます。
ところが、一部の人は、新型コロナ対策の「絶対的な真実」ととらえているようです。
たとえば、この大会の主催者。
なので、ワクチン接種の強要。
うーん、こういう方が「いじめ反対」なんていっていたら笑っちゃいます。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/11/P1060536-1024x768.jpg)
抗体
ワクチンをうつと、抗体価があがる。
「抗体価」は、ワクチンの目標とする感染予防のひとつの指標になっています。
特定の感染症に対しては。
たとえば、B型肝炎ワクチンとか。
これは、現実にみとめられています。
ただし、すべてに普遍化できる真実ではありません。
新型コロナウイルスに暴露されても、元気なひともいます。
つまり、PCR検査で陽性が確認されていながら、とか。
そういう人たちの新型コロナウイルスの抗体価は低い、という報告がだされています(アメリカ)。
なぜ、低いのか。
低ければ、新型コロナにたいして、負けちゃわないのか。
反対のようです。
新型コロナウイルスがやってきても、受けつけない。
カラダの中に、容易に入れない。
そういった、防御力が強いゆえの現象のようです。
孫子でいう「戦わずして勝つ」力があるから。
ウイルスを入れて、戦うんじゃない。
入れない力を、もっている。
ですから、抗体価があがるほどのことはない。
抗体価をあげる必要はない。
新型コロナウイルス感染症に、抗体価は、感染防御力の「真実」たりうるのか。
抗体価に、ふり回されすぎていないか。
対策のキモとして、外因(薬やワクチン)は大切です。
だけでなく、内因(自身の力や養生法)も忘れちゃこまります。
むしろ、内因あってこその、外因じゃないかなあ。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/11/22027842_m-1024x683.jpg)
そんなこというと
事実を裏づける「真実」を知ろうとすること。
そうすると、案外、孤独を感じるものです、いつの時代も。
大きな力に、迎合していた方が楽です。
そうしないと、少数派になってゆく(苦笑)。
開き直れれば、いいんですけど。
どーせ、世間知らずの、変人ですから。
不良中高年を、自覚しています。
フィジーの海岸線が、けずられている。
こういう事実がある。
原因は、地球温暖化。
だから、という流れがあります。
ならば、日本の海岸線は、どうなっているでしょうか。
世界には、逆に水位がさがってしまい、港が使えなくなってしまった海岸もあります。
地球は広い。
この解釈は、どうしましょうか。
地球は、動いています。
大地は、変動しています。
地殻の変動はないんでしょうか。
何が、真実なのでしょうか。
「自分が信じたいと思うものに、
惹(ひ)かれてはならない」
これも、ラッセルのコトバです。
うーん、わたくしには重すぎますが。
信じてしまうと、思考停止におちいってしまいがちです。
これまで、そういうことで、ずいぶんと失敗をしてきました。
それは、ほんとうに「真実」なのか。
事実を前にして、いましめる。
なんもわかっていない自分の、せめてもの生き方のブレーキにしたいと思っています。
しかし、世間の風は、つよし。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/11/532680_m-1024x683.jpg)
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2018/11/76f3e759415ad1690bfae003ac05144c-e1542443258483.jpg)
イロイロと 考えるたび 仲間へる
↓ よろしければ、清き1票をお願いします(1日ワンクリック有効)
![にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ](https://b.blogmura.com/sports/marathon/88_31.gif)