疑問
走る距離によって、走り方は、変わるものでしょうか。
いえ、単にノロノロゆくだけ、なら変化はないと思います。
たとえば、わたくしの、ふだんのご近所ラン。
目的は、気持ちよくなるように、というだけですから。
どうみても、チンタラと走っているだけです。
しかも、最近の目標は「無心」の走り。
向上心、とは、たいぶ離れた発想です。
こんな走りでは、検証もできません。
ランニングは、しばしば最後はダッシュで締めるといい、なんて聞きます。
そんな気力も、体力もありません。
そこで、今回は「レース」に検証の目をしぼってみました。
レースだと、さすがにいつもとはちがう、非日常性の走りがでてきます。
つまり、イッショケンメさ、が多少ともでてくれます。
レース下で、走りの内容や型は、どうちがってくるのだろうか。
具体的なものを、見つけてみたい。
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目のつけどころ
レースを、3つにわけてみました。
シンプルすぎるのは、わたしの経験の乏しさゆえ、です。
(1)イッショケンメ、最初からつっ込むレース。
(2)快速ペースを、おわりまでつなげるレース。
(3)最後まで、走りきろうというレース。
具体的なレースを、あてはめてみます。
(1)ハーフマラソン(ハーフ)
(2)フルマラソン(フル)
(3)100キロマラソン(ウルトラ)
それぞれのレースでの、わたくしの心構え、です。
いちおう、こんな考えで、レースに向かっていますよ、と。
ただし、観光目的ランとか、はのぞきます。
そういうのも、ありますから。
それぞれ、ある程度、予定通り走れれば、ハーフがいちばんはやく着きます。
だって、短いから。
ハーフのスピードを、ウルトラにもってゆくなんて、無理です。
そういうこまかいことは、気にしません。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/06/1559982_m-1024x683.jpg)
対象レース
今回は、すべて、わたくしの事例です。
ご近所に、ラン友はおりませんので。
非常に特殊な考察になるかもしれません。
その点は、ごめんなさい。
わたくしの、直近の3種類の完走レースをとりあげました。
この冬(20年12月〜21年3月)のレースです。
期間が限られているので、レース間での極端な「老い」の変化はない、と判断しました。
実際は、1日1日、年とってるんですが。
それぞれ、マジメに、取り組んでいます、一応は。
天候は、みな基本は晴れ。
フル、ウルトラは、強風下でしたが、まあ、そんなこともあると。
ハキモノは、すべて、ハダシにワラジで共通。
ということで、走行条件におおきな差はない、と思います。
具体的なレース名です。
(1)ペースを考えずに、最初からつっこんだハーフマラソン。
「赤羽トライアルハーフマラソン」
21年2月21日
(2)均等完走ペースをもくろんだ、フルマラソン。
「静岡・大井川トライアルマラソン」
20年12月20日
(3)完走を目標に、楽しむ100キロマラソン。
「茨城100kウルトラマラソンin鹿行」
21年3月14日
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/06/1047859_m-1024x768.jpg)
時間
計測は、すべて自分のGarmin腕時計の結果です。
公式記録ではありません。
両者では、多少の差がでますが、腕時計記録に統一してあります。
ときに、ゴールしても、記録を止め忘れたりもしますが。
まずは、ゴールまでの時間です。
ハーフ:1時間49分08秒
フル:3時間55分50秒
ウルトラ:13時間02分02秒
これを、1キロごとのペースに換算します。
ハーフ:5分08秒
フル:5分34秒
ウルトラ:7分52秒
ハーフと、フルは、ほぼレース中、走りつづけています(当たり前か)。
ウルトラは、各給水所で、それぞれだいぶ立ち話をしました。
それがあっての、ウルトラと思っていますので。
合計で、30分くらいでしょうか。
こういうのもふくめての、レースです。
ですからでもないのですが、ウルトラになると、ガクッとゆっくりペースになります。
これでも、それなりに完走できるんです。
キロ8分前半までくらいまでなら、オーケー。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/06/1953764_m-1024x667.jpg)
脈拍数
いまのぼくの腕時計は、脈拍数が表示されます。
1分間の脈を打つ回数を「脈拍数」といいます。
1分間の心臓の拍動数を「心拍数」といいます。
両者は、たいがいの場合、ほぼ同じ数です。
ちがうこともあります。
レース中の平均脈拍数です。
ハーフ:156(最大168)
フル:148(最大166)
ウルトラ:計測せず
ウルトラのときは、脈拍数の計測機能を切っておきました。
脈拍数の計測は、それなりにバッテリーの消耗をするのだそうです。
ぼくのウルトラは、時間がかかります。
途中で、バッテリー切れじゃ、その後の計測ができなくなります。
というのを心配して、ウルトラでは脈拍計測していません。
ハーフとフルで、あまり差がないようです。
そして、意外に上がってくれません。
むかしは、最大で、180や190台をだしたこともあったというのに。
心臓も、順調に老いているということでしょうか。
それとも、スピードが出てくれなくなったか。
さて、つぎはピッチとストライドに焦点をあててみる予定です。
![](https://hikyaku-bashiri.com/wp-content/uploads/2021/06/3271784_m-1024x708.jpg)
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ふり返り レースの思い出 いとたのし
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