距離と走り方(1)

疑問

 

走る距離によって、走り方は、変わるものでしょうか。

いえ、単にノロノロゆくだけ、なら変化はないと思います。
たとえば、わたくしの、ふだんのご近所ラン

目的は、気持ちよくなるように、というだけですから。
どうみても、チンタラと走っているだけです。

しかも、最近の目標は「無心」の走り。
向上心、とは、たいぶ離れた発想です。
こんな走りでは、検証もできません。

ランニングは、しばしば最後はダッシュで締めるといい、なんて聞きます。
そんな気力も、体力もありません。

そこで、今回は「レース」に検証の目をしぼってみました。
レースだと、さすがにいつもとはちがう、非日常性の走りがでてきます。
つまり、イッショケンメさ、が多少ともでてくれます。

レース下で、走りの内容や型は、どうちがってくるのだろうか。
具体的なものを、見つけてみたい。

 



 

目のつけどころ

 

レースを、3つにわけてみました。
シンプルすぎるのは、わたしの経験の乏しさゆえ、です。

(1)イッショケンメ、最初からつっ込むレース。
(2)快速ペースを、おわりまでつなげるレース。
(3)最後まで、走りきろうというレース。

具体的なレースを、あてはめてみます。

(1)ハーフマラソン(ハーフ
(2)フルマラソン(フル
(3)100キロマラソン(ウルトラ

それぞれのレースでの、わたくしの心構え、です。
いちおう、こんな考えで、レースに向かっていますよ、と。

ただし、観光目的ランとか、はのぞきます。
そういうのも、ありますから。

それぞれ、ある程度、予定通り走れれば、ハーフがいちばんはやく着きます。
だって、短いから。
ハーフのスピードを、ウルトラにもってゆくなんて、無理です。

そういうこまかいことは、気にしません。

 



 

対象レース

 

今回は、すべて、わたくしの事例です。
ご近所に、ラン友はおりませんので。
非常に特殊な考察になるかもしれません。
その点は、ごめんなさい。

わたくしの、直近の3種類の完走レースをとりあげました。
この冬(20年12月〜21年3月)のレースです。

期間が限られているので、レース間での極端な「老い」の変化はない、と判断しました。
実際は、1日1日、年とってるんですが。

それぞれ、マジメに、取り組んでいます、一応は。
天候は、みな基本は晴れ。
フル、ウルトラは、強風下でしたが、まあ、そんなこともあると。
ハキモノは、すべて、ハダシにワラジで共通。

ということで、走行条件におおきな差はない、と思います。
具体的なレース名です。

(1)ペースを考えずに、最初からつっこんだハーフマラソン。
赤羽トライアルハーフマラソン
21年2月21日

(2)均等完走ペースをもくろんだ、フルマラソン。
静岡・大井川トライアルマラソン
20年12月20日

(3)完走を目標に、楽しむ100キロマラソン。
茨城100kウルトラマラソンin鹿行
21年3月14日

 



 

時間

 

計測は、すべて自分のGarmin腕時計の結果です。
公式記録ではありません。
両者では、多少の差がでますが、腕時計記録に統一してあります。
ときに、ゴールしても、記録を止め忘れたりもしますが。

まずは、ゴールまでの時間です。

ハーフ:1時間49分08秒
フル:3時間55分50秒
ウルトラ:13時間02分02秒

これを、1キロごとのペースに換算します。

ハーフ:5分08秒
フル:5分34秒
ウルトラ:7分52秒

ハーフと、フルは、ほぼレース中、走りつづけています(当たり前か)。
ウルトラは、各給水所で、それぞれだいぶ立ち話をしました。
それがあっての、ウルトラと思っていますので。
合計で、30分くらいでしょうか。
こういうのもふくめての、レースです。

ですからでもないのですが、ウルトラになると、ガクッとゆっくりペースになります。
これでも、それなりに完走できるんです。
キロ8分前半までくらいまでなら、オーケー。

 



 

脈拍数

 

いまのぼくの腕時計は、脈拍数が表示されます。

1分間の脈を打つ回数を「脈拍数」といいます。
1分間の心臓の拍動数を「心拍数」といいます。

両者は、たいがいの場合、ほぼ同じ数です。
ちがうこともあります。

レース中の平均脈拍数です。

ハーフ:156(最大168)
フル:148(最大166)
ウルトラ:計測せず

ウルトラのときは、脈拍数の計測機能を切っておきました。
脈拍数の計測は、それなりにバッテリーの消耗をするのだそうです。

ぼくのウルトラは、時間がかかります。
途中で、バッテリー切れじゃ、その後の計測ができなくなります。
というのを心配して、ウルトラでは脈拍計測していません。

ハーフとフルで、あまり差がないようです。
そして、意外に上がってくれません。

むかしは、最大で、180や190台をだしたこともあったというのに。
心臓も、順調に老いているということでしょうか。
それとも、スピードが出てくれなくなったか。

さて、つぎはピッチとストライドに焦点をあててみる予定です。

 



 

たーさん
ふり返り レースの思い出 いとたのし

 

↓ よろしければ、清き1票をお願いします(1日ワンクリック有効)
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村