ランニングが、かえた人生

はじめまして

 

運動とは無縁の40年を生きてきたわたしが、ランニングに出会って20年がすぎました。

ランニングが、カラダもココロも世界も生き方も大きくかえてゆきました。

そして、いつの間にかの20年。
もともと体力があるわけではなく、くわえて根性もないわたしが、なぜに続いたランニング。

そこには「飛脚走り」との感動的な出会いがあったからです。

そしていま、人生はじめての60台を生きています(苦笑)。
くらしの中にランニングがあります。

P1010871
ランニングコースの春

ランニングをはじめた翌年から、小さな日記をつけはじめました。
高橋書店の「10年当用新日記」。


いま、2冊目の1番下の欄をうめています。今年20年目。

下になるほど、書きにくい。
はい、立派なアナログ世代です。

ページをめくると、19年間の今日の出来事がパッとよみがえってきます。アナログ、あなどるべからず。続くことは、オモシロイ。

 

めぐりめぐっての60年

 


孔子は「論語」の中でのべています。


40にして不惑(ふわく)。心にまよいがなくなったと。
60にして耳順(じじゅん)。何を聞いても、素直に受けいれることができるようになったと。

おっと、わたしには全くあてはまりません。
まよいの連続の日々です。

ビッグウェーブのような感情のゆれ。
やれやれ、孔子様にはなれません。

そうそう「還暦」です。

干支がひとまわりして、生まれた年の干支にかえってきたのです。
それを称して、生まれかわり。
こっちの方が、ダンゼンいいです。

なんと60の生まれかわりの日、職場で赤いチャンチャンコと帽子をいただいてしまいました。

赤い色は、魔除けや厄除けなのだそうです。赤ちゃんにも、赤い産着を着せますね。オバアチャンの聖地の巣鴨では、赤いパンツを売っています。

あまりに立派な出来栄えに、わたしひとりでお蔵入りさせてしまうのはモッタイナイので、次のスタッフの晴れの日のためにしまっておきましょう。
なにしろ、わが職場はこの国の縮図、高齢化の波がよせているんです。


yjimage-1 赤いチャンチャンコと帽子


うーむ、赤ちゃんがえり

そうか。だったら、いっそ赤ちゃんになってしまおう。開き直りの60歳。

第二の人生のはじまり。

何をはじめようかな。
これまで、経験のないことをやってみよう。

 

ブログはじめました

 

強い日差しを感じた午後、いつものラーメン屋さんの軒先にはられた「冷やし中華はじめました」の文字に季節のうつろいを感じます。

季節は、連続するものではなく、新しい一歩をふみ出しながら、ページをめくってゆくようです。

そうだ、ブログはじめてみよう。

わたしを支えてくれている「飛脚走り」を、あらためてふりかえってみよう。

そして、ランニングの楽しみを共有してゆければ、うれしい。

町のラーメン屋さんの「冷やし中華はじめました」のノリです。お待ち遠様。
ちがうところは、ラーメン屋さんは、すでにメンのプロということです。

でも、大変なことを忘れていました。
わたくし、ブログ知りません。

これまで、ブログを読んだことも、たぶんありません。

インターネットは、メールをはじめ必要最小限の利用だけでした。
パソコンは、もっぱら文書等の作成。アウトプットばかりです。

読むことは好きですが、紙の活字中毒者です。画面で読む気になれませんでした。

くわえて、スマホもってません。
Twitter、Facebook、LINEの存在は知っていますが、こういうものには関わらないくらしを信条としてきました。

それが、いきなり180度の方向転換。逆噴射状態です。

君子ではありませんが、ヒョーヘンするにもホドがある、といわれそうです。
案の定、入門書を読んでみましたが、でてくるコトバからしてわかりません。

ああ、赤ちゃん状態じゃないか。赤ちゃんにかえった。

これから、赤ちゃんのようにコトバを吸収してゆけるでしょうか。
いつか、ひとり立ちして、歩みだせるでしょうか。

そんな、わたしです。今後、ご指導の程よろしくお願いいたします。

P1010848 桜つくしのランニングコース(おやじギャグ)

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4 件のコメント

  • 初めまして。札幌在住の( S )です。
    たーさんの『飛脚走り』を読んで以来、飛脚走りを実践しています。
    飛脚走りをしてみると、書籍に書いてあるように楽に走られることを走るたびに実感しています。走ることは習慣にこれまでもなてっていたものの、少し辛さを感じていました。『飛脚走り』のお陰で辛さがほとんど無くなり、走りが更に楽しくなっています。私は11月と12月は寒さにかこつけて走らない日が多くなります。今年は例年よりこの時期に走る日が多くなるような気がしています。
    このブログの読者になります。飛脚走りに関してたーさんの新しい知見を学べることを楽しみにしています。

    • Sさん、コメントをどうもありがとうございます(ブログ上、名前はここでは変えさせていただきます)。
      また、過分なおほめの言葉に恐縮です。
      わたし自身、まだ、おそらく走っていられる間中、いろんな試行錯誤の日々だと思います。
      でも、それこそが走りの醍醐味だし、楽しみじゃないかと感じています。
      自分の体調、季節、距離、そして年齢などつねに変化するなかで走っているわけですから。
      つたない、だいたい週2ペースのゆったりブログですが、よろしければ今後ともよろしくお願いします。
      札幌は、冬が早いですものね。寒さの中の工夫もあったら聞かせてください。

  • 飛脚走り、皇居ラン1、試しました。息が上がりませんでした。キロ8分ペースですが、汗は、沢山かきました。体もほどよく、ダメージ感もあり、今の僕には、これだの、飛脚走りでした。

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